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「シンプルゆえに奥深い」- TOKYO TEA JOURNAL 巻頭コラム
2025年01月22日

by 編集部 煎茶堂東京
TOKYO TEA JOURNALの巻頭コラムをご紹介。お茶のこと、うつわのこと、お茶菓子のこと。
私たちが企画した商品やよいと思った品に、向き合って、改めて見つめてみて思ったことや考えたことをお伝えします。
シンプルゆえに奥深い
福岡は、日本有数の茶どころであり、いちごの名産地でもある。そんな二つの名物を合わせてみたら、驚くほど美味しかった。いちごとお茶の適度な甘みが程よく合う。当然、どの煎茶でも合うというわけではなく、珍しい取り合わせがうまく噛み合っているということは、飲めばきっと分かっていただけると思う。
私たちのブレンドティーは、素材のよさを引き出す、シンプルな掛け合わせだ。そして、シンプルなものほど奥深くて難しい。素材そのものを感じられる繊細なアプローチで、美味しさを求めるのがポリシーだ。
『Strawberry Tea「いちご」×「やぶきた」』は、封を開けた瞬間に、いちごとお茶のまろやかな香りで気持ちを高めてくれる。そうしてこのお茶について考えていると、素材を生かすために見えない数多の工夫を凝らした日本人の職人気質に思い至る。これが成立するのは、何よりも素晴らしい素材を作ってくださる農家さんがあってのことなのだ。
ブレンドティーは土台が完成度を左右する。素材に対する厚き信頼と、マイナス要素を丁寧にアク取りし続ける忍耐。このような姿勢に日本らしさが滲み出ている。
そして、私たち伝え手は、このお茶の素晴らしさを多くの人に知っていただけるよう、日々開発を重ねている。時には新しい発見があり、時には確かな手応えを感じる。そうして、農家さんが一年かけて育てた茶葉が、さらに輝きを増していく。その輝きを絶やすことなく、次の世代へと繋いでいきたいと思う。
TOKYO TEA JORUNAL
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