
谷中・松寿司流。おうちで楽しむ華やか鮨レシピ
2022年06月19日

by 煎茶堂東京編集部
日本のみならず、世界中で愛されている和食・鮨。にぎり鮨、押しずし、いなりずし、巻きずし、さまざまな呼び名や形があるものの、共通しているのは、何だか特別で、食べるとうれしくなる食事であるということ。
昨今、お鮨といえば外食の華だけど、家でもさっと作れたらかっこいい!
「谷中 松寿司」の三代目、野本やすゆきさんに、
簡単で華やかなレシピを教えてもらいました。
教えてくれたのは…野本やすゆきさん
谷中 松寿司三代目/料理家/フードコーディネーター。昭和15年に創業した「谷中 松寿司」の三代目であるとともに、料理家、フードコーディネーターとしても活動。著書に『おうちすし』『まいにち食べたい魚料理』など。YouTube「野本やすゆきチャンネル」も日々更新中。
基本の酢飯の作り方
これさえ覚えれば、おうち鮨の半分は完成!
用意するもの
ごはん…2合
酢…50㎖
A
砂糖…大さじ1と1/2
塩… 小さじ1と1/2
作りかた
1/Aを混ぜ合わせる。
2/飯台(またはバット)にごはんを入れ、Aを加えて、しゃもじで米をつぶさないよう切るように混ぜる。
3/混ざったら、うちわであおぎ、固く絞った濡れ布巾をかぶせて、完成。
かんたん!ラップにぎり鮨
家ではなかなかトライしない「にぎり」。 刺身は魚屋さんでお鮨用に切ってもらって、 ラップを使って形を整える ようにすると簡単です。
用意するもの
基本の酢飯…1合分
好みの刺身…24切れ
わさび…お好みで
作りかた
1/酢飯を24等分にする。ラップの上に刺身をのせ、わさびを塗る。
2/酢飯の形を軽く整え、の上にのせてラップを閉じる。
3/指先で刺身と酢飯の形を整えてなじませる。
4/刺身を上にして左手の指の腹に置き、右手の人さし指と中指を揃えて、上からぎゅっとにぎる。
5/右手の人さし指と親指で左右をはさんで形を整えて完成。
万能漬け汁が肝!海鮮ちらし
刺身の盛り合わせと基本の酢飯を使えば、あっという間に華やかなちらしずしが完成!
用意するもの
刺身盛り合わせ…3〜4人分
万能漬け汁…適量
基本の酢飯…2合
木の芽…適量
作りかた
1/刺身を食べやすい大きさに切る。
2/刺身を万能漬け汁に10分ほど漬け、軽く汁気をきる。
3/基本の酢飯を皿に盛り、2をのせ、木の芽をちらして完成。
万能漬け汁(作りやすい分量)
用意するもの
醤油…100㎖
みりん…50㎖
酒…50㎖
※割合は醤油2:みりん1:酒1
作りかた
1/みりん、酒を鍋に入れ火にかけてアルコールをとばす。
2/火を止めて醤油を加えて完成。