
「金木犀ティー」で愉しむ秋の味と香り。梨を漬け込んだインフューズド・ティーレシピ
2021年12月08日

by 煎茶堂東京編集部
秋の訪れとともに風にのって街のあちこちから漂いはじめる、金木犀の馥郁たる香り。季節の移り変わりを優しく甘やかに教えてくれる金木犀を、ふくよかな花香を持つ釜炒り茶「べにふうき」とブレンドしました。
今回紹介するレシピは、この華やかなお茶に梨を漬け込んだインフューズド・ティー。甘い花の香りの後を、お茶のさっぱりとした旨味と梨の風味が追いかていきます。やわらかな甘みが感じられ、あと口は、秋晴れに吹く風のようにさわやかです。
「金木犀ティー」で愉しむ秋の味と香り
金木犀の花弁を乾燥させてブレンドした茶葉は 香りも見た目も、深まる秋を感じさせてくれます。 ゆっくりと抽出して香りを存分に楽しむのが◎。
材料
淹れかた
【1】4時間抽出する
茶葉をお茶パックに入れ、皮をむいてカットした梨、水とともにボトルに入れて冷蔵庫で4時間抽出します。
【2】グラスに注ぐ
お茶パックを取り出し、ロックアイスを入れたグラスに注ぎ分けて、完成。
金木犀のお茶といえば「桂花茶」が有名ですが、緑茶とブレンドすることで、よりさわやかに花の香りを楽しむことができます。
香り高いダージリン種と深いコクのアッサム種を交配した「べにふうき」は、花のようなほのかな香りが金木犀とマッチしつつ、ほどよい渋みで味を引き締めてくれますよ。
このレシピはお茶の定期便「TOKYO TEA JOURNAL」VOL.32に収録されています。
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