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ワイングラスで作る微発泡緑茶レシピ。お茶の渋みが引き立つひと工夫

2020年06月16日

by 煎茶堂東京編集部

同じ飲み物でも、使うグラスによって驚くほどその味わいは変化します。特にワイングラスはその変化を楽しませてくれる最たるもの。日本茶もワイングラスで飲むことで、さらなる嗜好品へと変化します。

今回は、狭い飲み口のフルートグラスで楽しむお茶のレシピをご紹介します。見た目の華やかさだけでなく、このグラスを使えば、お茶本来の酸味や苦味を引き出してくれるんです。

煎茶は、「036 みなみかおり」をセレクト。美しく上品で、香り高い余韻が幾重にも重なって口の中をたゆたいます。フルートグラスを使い、香りを引き立たせるだけでなく、新たな煎茶を楽しむための微発泡茶を作っていきます。

フルートグラスで味わう「036 みなみかおり」の微発泡茶レシピ

舌は場所によって感じる味覚が違い、最初に感じた味を最も強く感じます。ワイングラスの形によって味わいが変化するのは、液体の入りかたが変化するためなのです。

細長いフルート型グラスは、飲み口が狭くグラスを大きく傾けないと口に入らないため、液が舌の中心を早く細長く流れ、お茶の持つ爽やかな酸味や渋味を感じやすくなります。またこのグラスがシャンパンに使われるのは、ドリンクが空気に触れる面が少ないため泡立ちを長く楽しむことができるためです。

みなみかおりの甘くほんのり青い香りと炭酸を合わせた、鼻抜けとのどごしがイチオシの微発泡茶。一煎目と二煎目を合わせて作ることが特徴で、フルートグラスを使うことによりいつもとは違う優雅なティータイムを演出します。

<材料>

茶葉 「036 みなみかおり」4g
お湯 50ml (80℃)
フルートグラス
かちわり氷 3個
ソーダ (「THE PREMIUM SODA FROM YAMAZAKI」がおすすめ)
急須
ビーカー(グラスでも可)

<淹れかた>

【1】一煎目を抽出し、氷で急冷してからフルートグラスに注ぐ

急須に茶葉を入れ、80℃のお湯を50ml。70秒経ったら氷を2個入れたビーカーに移し、かき混ぜましょう。お茶が冷えたら、氷を取ってフルートグラスに注ぎます。

【2】二煎目をソーダで抽出し、フルートグラスに注ぐ

続いては、二煎目を。茶葉が入ったままの急須の真ん中に氷を1つ置きます。キンキンに冷えたソーダを50ml入れて、20秒経ったらフルートグラスに注ぎましょう。

【3】最後にもう一度、ソーダをフルートグラスに注ぐ

最後にフルートグラスに15ccのソーダを注ぎ入れて完成です。ほんのり淡いグラデーションと炭酸で増した清涼感を出すためにあえてかき混ぜないのがポイントです。

ほんのり漂う青い香り。「036 みなみかおり」とあんこの和菓子の爽やかペアリング

しゅわっと爽快なのど越しと、鼻から抜ける上品な香りのギャップに思わず、どきっ。このお茶には甘さ控えめの和菓子がおすすめです。今回私たちはえんどう豆の一種であるうすい豆の大福をセレクトしました。あんこのほんのり青い香りと、しっかり目のテクスチャーが微発泡茶と相性◎。

<紹介したお菓子>
紫野和久傳の「わたぼうし うすい豆餡」3個入 1,620円 (税込)。販売期間については店舗HPをご確認下さい。

使用した茶葉はこちら

以下に、その他のレシピをご紹介しています。

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