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お菓子とお茶|「もう一枚」が止まらない。マモン・エ・フィーユ 「フレンチビスキュイ」と「Earl Grey Tea」
2022年10月10日
by 煎茶堂東京編集部
おいしいお茶を淹れると、お茶菓子が欲しくなる。おいしそうなお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中で、ついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。
今回は、神戸在住のデザイナー・谷口まき子さんに、お菓子とお茶で過ごした時間について伺いました。
神戸・御影「マモン・エ・フィーユ」
「マモン・エ・フィーユ」とは、フランス語で「母と娘」という意味。オーナーの松下さんは、幼い頃からお菓子づくりが大好きなお母様の影響を受け、パリで製菓の技術を学ばれたそうです。
そんな「マモン・エ・フィーユ」の店内には、松下さん親子が手がける「洗練された中にもどこか懐かしさや温かみをを感じるお菓子」が沢山並んでいます。
なかなか手に入らない大人気の「幻のサブレ」
幾何学模様の缶に、シンプルなビスケットがぎっしりと詰められている「フレンチビスキュイ」。オンラインストアは即完売してしまい、店舗には開店前から長蛇の列ができるほど大人気です。
缶の蓋を開けると良い香りが...! 食べる前に「美味しい」を確信しました(笑)。綺麗に並んだビスキュイに思わず笑みがこぼれます。
フランスの昔ながらのレシピに基づいて作られる本格ビスキュイ。原材料は発酵バター、小麦粉、卵、砂糖のみととてもシンプルです。
一口かじってみるとサクッと軽い食感で口溶けが良く、発酵バターの芳醇な香りと上質な小麦の風味が口の中いっぱいに広がります。上品で優しい、そしてどこか懐かしさも感じる味に、心がゆっくりと解けていくようです。
新感覚の煎茶『Earl Grey Tea 「ベルガモット」×「蜜柑」×「さえみどり」』
「ベルガモット」と「蜜柑ピール」が爽やかな香りの「さえみどり」に美しく調和する煎茶ベースの『Earl Grey Tea 「ベルガモット」×「蜜柑」×「さえみどり」』。
香りが本当に豊かで、今までの「お茶」のイメージとは違う味わいにも感動しました。香りの華やかさに紅茶のような風味を感じますが、味はしっかりとした旨味を感じる煎茶なのです。
私は洋菓子とお茶の組み合わせが大好きなのですが、この『Earl Grey Tea』は紅茶のような感覚で、焼き菓子やケーキなど、様々な洋菓子に合うと思います。
このビスキュイは、オーナーが幼少期にお母様と一緒に型抜きを楽しんだクッキーの「思い出の味」なのだそう。
店内のお菓子は全て手作りされているので、一つずつ焼き色や形が微妙に異なり、それぞれの個性があります。そこが可愛らしく、手作りならではの温もりを感じ、食べると優しい気持ちにさせてくれるのだと思います。
そしてシンプルな味わいは、ついつい「もう一枚」と何度も手が伸びてしまい……。気が付くとペロリと平らげてしまっていました。入手困難なほど人気なのにも納得です。
肌寒い日も増えてきたこの頃。暖かいお茶と手作りの温もりを感じるお菓子で、心も体もほっこりとした時間を過ごすのはいかがでしょうか?
お菓子に合わせたお茶
Maman et Fille マモン・エ・フィーユ「フレンチビスキュイ」
価格 | 2,787円(税込) |
販売期間 | 通年 |
販売場所 | 〒658-0047 兵庫県神戸市東灘区御影2-34-20 グレイスリー御影 1F オンラインストアでも購入可能。 |
営業時間 | 11:00-18:00 |
定休日 | 火曜日 |
電話番号 | 078-414-7842 |
URL | me-f.jp |
谷口まき子さん
webデザインや革小物の製作などをしているフリーデザイナー。兵庫県在住。夫と保護猫のゆげと暮らしています。美味しい物が大好きでよく食べ歩きをしています。Instagram:@makiko108 |
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