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お菓子とお茶|ひと手間かけて、ゆっくり味わいたいプリン。ACHO神楽坂「バニラキング」と「037 つゆひかり 大山」

2022年08月01日

by 煎茶堂東京編集部

おいしいお茶を淹れると、お茶菓子が欲しくなる。おいしそうなお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中で、ついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。

今回は、エディトリアルデザイナーの小山田倫子さんがベーシックなプリンについて教えてくれました。

東京・神楽坂「ACHO 神楽坂」

神楽坂の裏路地に可愛らしいお店を構えるACHOは、プリンと焼き菓子のお持ち帰り専門店。

最初は店舗を持たずバニラプリンを手売りすることから始まったそうですが、現在は静岡県にあるファクトリーで製造される焼き菓子と一緒に、季節に合わせてバリエーション豊かなプリンが販売されています。

シーズンごとに違った味が展開されるチョコロックや、マドレーヌ、スコーン、タルト、冬季限定のチョコバーなど焼き菓子の種類も豊富で、一歩足を踏み入れるとプリン以外にもついあれこれと目移りしてしまいます。

期間限定のものも数多くあるため、いつ訪れても新しい発見があって嬉しくなるお店です。

ひと手間が楽しい。これぞプリンの王様!の「バニラキング」

今回はお茶と合わせていただきたいので、カスタードの味を楽しめる王道の「バニラキング」をセレクト。

プリンと過ごす時間をゆっくりと味わってほしいという願いから、お皿に返したときに立つギリギリの固さで作られていて、蓋を開けてカパっとお皿に返す時からドキドキ・ワクワクと楽しい時間が始まります。

「バニラキング」は、地養卵の卵黄と生クリーム・牛乳・砂糖・バニラピュレといったシンプルな材料で作られた濃厚なカスタードが持ち味のひと品です。なめらかで甘すぎず、カラメルのほどよい苦味がアクセントとなっていて、ついもう一つ食べたくなってしまう美味しさ。

お皿に移すひと手間も大切にしながら、ゆっくり口へ運びたくなる、まさに大人も楽しめるプリンです。

まろやかな中に深い渋みを感じる「037 つゆひかり 大山」と

プリンをいただく前にまず「037 つゆひかり 大山」をひと口。まろやかな旨味のなかに深い渋みを感じます。

今度はプリンを味わったあとにお茶を口に含むと、ふわっと渋みが広がり、最初のひと口とはまったく異なる印象に。お茶とプリンを交互に味わいたくなる、そんな組み合わせです。

プリンにお茶を合わせるのは意外だと思われるかもしれませんが、カスタードと抹茶はよく見かける美味しい組み合わせ。そう考えると、プリンをいただくときには自然とお茶を淹れるようになるかもしれませんね。

お菓子に合わせたお茶

037 つゆひかり 大山」は、特に一煎目のまろやかさと素朴な味わいが、プリンの濃厚な味わいとマッチします。8月なので急冷でもいいですが、お湯での抽出の方が口の中でとろける感じを感じやすいのでおすすめ。(東京茶寮バリスタ・小野寺)

ACHO 神楽坂「バニラキング」

価格 421円(税込)
販売期間 通年
販売場所 〒162-0805
東京都新宿区矢来町103
電話番号 03-3269-8933
URL achocafe.com

小山田倫子さん

アパレル業界にてプレスなどを経験後、エディトリアルデザイナーへ転身。制作会社や出版社などを経て、2011年よりフリーランス。2012年から裂き布でこものを製作する「noko」の活動も。Instagram:@noko_oya
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