
【お菓子とお茶】とろける秋のティータイム。Mels CARAMEL WORKSの「メルズサンド」と「052 さえあかり」
2021年10月08日

by 煎茶堂東京編集部
金木犀の香りが漂い、秋の始まり感じる季節となりました。肌寒い日も多くなり、昼下がりに飲むお茶の温かみがより心と体に沁みます。
今回は、煎茶堂東京ティーコンシェルジュの木村が、早秋におすすめしたいキャラメルと釜炒り茶の芳ばしい香りのペアリングをご紹介します。お菓子とお茶でホッと一息、季節の移り変わりをお楽しみください。
Mels CARAMEL WORKSの「メルズサンド」
Mels CARAMEL WORKSは2019年11月、渋谷スクランブルスクエアにオープンした、心を豊かにし気持ちを通わせる“キャラメル”菓子をコンセプトに掲げる、キャラメルの進化型パティスリー。
20年以上に渡りキャラメルの魅力に惚れ込んだ職人達が探求することによって誕生したブランドで、素材にこだわった体にやさしいお菓子づくりが魅力です。
キャラメルを研究し尽くした職人が、厳選されたシンプルな素材を用いて新たなキャラメル菓子の世界を提案しており、私はその味に魅了された一人。この夏、友人からギフトで貰って初めて食べたのをきっかけに、そのとろける食感の虜になってしまったのです。
3種のとろける魅惑のフレーバー
Mels CARAMEL WORKSでは、長年研究してきた有機栽培のさとうきびからつくられたオーガニックシュガーをキャラメルの主素材である砂糖に使用。生産過程において、一切の化学肥料や農薬を一切使用していないため、さとうきびの味わいがそのまま残っているのだそうです。
キャラメルはシンプルな素材からつくり上げるからこそ、製法によって様々な表情を見せるお菓子。ソルティナッツ、ベリー、エキゾチックの3種のフレーバーと、キャラメルが絶妙なハーモニーを奏でます。
見た目に反して、ふわっふわな生地(ガレットブルトン)は、口の中に入れた瞬間にホロホロと解けていきます。そして、ベリーの目の覚めるような濃い甘酸っぱさ。南国感弾けるパッションフルーツとマンゴーのジューシーな味わいは、濃厚なキャラメルとのギャップが堪りません。
私の一番のお気に入りは”ソルティナッツ”のフレーバー。濃厚なキャラメルの苦味と甘味は、食べた瞬間思わず声が上がるほど、インパクトのある味わいです。隠し味の塩味と、ナッツの粒々した食感が、より深みを生み出しています。
秋の芳ばしいティータイム
メルズサンドに合わせるのは、鹿児島県産の釜炒り茶「052 さえあかり」。ストレートな甘味と爽やかな緑茶らしい風味が特徴です。一緒に味わうと、釜炒り茶ならではの芳ばしい香りと苦味、砂糖を焦したキャラメルのほろ苦さが調和するのを感じます。
生地に染み込む茶の渋みが後味をさっぱりさせてくれるので、3種のフレーバーをぺろっと平らげてしまいました。キャラメルとお茶の芳ばしい香りの余韻が口の中を漂い、なんとも贅沢な気分に。
少し肌寒い日も増えてくる早秋の昼下がりに、ぴったりなペアリングとなりました。皆さんも秋らしいお菓子とお茶で、季節の移り変わりを楽しんでみてはいかがでしょうか。
052 SAEAKARI さえあかり (30g)
さっぱりとして食事に合いやすい釜炒り茶。 ストレートな甘味と爽やかな緑茶らしい風味。
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Mels CARAMEL WORKS
商品名 | メルズサンド |
価格 | 3個入り 972円(税込) |
販売期間 | 通年販売 |
販売場所 | 〒150-6101 東京都渋谷区渋谷2-24-12 Mels CARAMEL WORKS 渋谷スクランブルスクエア 1F |
営業時間 | 10:00〜20:00 |
URL | https://melscaramelworks.com/ |