「カフェイン」 カフェイン(名)かふぇいん❶茶の葉、コーヒー豆、カカオの種子などに含まれるアルカロイド。化学式C5HO2N4(CH3)3 無色・無臭で苦味のある柱状結晶。大脳皮質、中枢神経系、心臓、腎臓などを興奮させる作用がある。興奮・利尿・強心剤などに用いられる。テイン。茶素。出典:精選版 日本国語大辞典よりカフェインとは、お茶やコーヒー、カカオなどの植物に含まれる天然の苦味成分のこと。化学的には「アルカロイド」という物質の一種に分類されます。日本茶の味は苦味・渋味・旨味・甘味の4つの要素からなりますが、このうち苦味をもたらしているのがカフェインです。また、カフェインは味だけでなく、体にもさまざまな作用を及ぼすことで知られています。眠気を覚ます覚醒作用、老廃物の排出を促す利尿作用、血管を収縮・拡張させる作用などが代表的です。ただし、過剰に摂取すると体調に影響することもあるため、量には気を配りたいところです。つまりカフェインとは、お茶の味わいを決定づけると同時に、私たちの心身にも働きかける成分ということなのです。ちなみに、茎や成熟した葉よりも若い芽にカフェインは多く含まれる性質があり、若芽のみを使う玉露や抹茶は、煎茶よりもカフェイン含有量が多くなります。イラスト=葛原美晴