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俺は茶つくんのが、結局好きやから 「018 うじひかり」下岡清富さんインタビュー
2020年07月19日
by 煎茶堂東京編集部
≫ 映像コンテンツでお茶を選ぶ(一覧)
玉露という品種で全国の生産量トップを誇る京都府。その中でも南部に位置する宇治田原という町があります。
個性と面白さを求める下岡さんは、手間を惜しまず愛情深くお茶を育む農家です。我が子のように茶畑に接する様子やその想いについてお話してくださいました。
話し手:下岡清富さん 聞き手:谷本幹人
―――茶園の成り立ちについてお伺いできますか。
おやじが久五郎っていうから久五郎茶園です。 俺、この家4代目やけど俺のおじいからやってんちゃうかな。でも、ほんまに面積広げてやり出したんはおやじの代やから、まだ50年ならへん。
で、好きな事せいよって言われながら来たけど気づいたら寄り切られて、継がなしゃあないなっていう感じで。けど、他を見てると家の経営がまあまあできてなくって、もうやめとけっていう家も多いから良かったんちゃうかなと。
―――じゃあ、お子さんにも同じように。
そうね。親になってみて思うんが、うち息子が今中学2年生やけど、やれとは言わん。嫌々やられんのが嫌。俺は茶つくんのが結局好きやから、おやじがどうこう言おうがやってたと思うし。
だから家で俺、茶の仕事がしんどいとか言わへんし、遊ぶときは遊ぶし。農家って楽しいねんなって思わすようにはしてる。山登り行ったり、この前息子と2人の時、2人やし良いもん食いに行こうって言って焼肉たらふく食わした。
―――お父様との仕事はどんな感じでしたか。
親子でやるとけんかばっかりやけどな。俺はこうしたいねんっていうのと、そうじゃない意見がもう絶対合わへんから。でも、合うときは絶対正解やっていうことやから、一応なんかやるときは聞く。
今までやってきた経験だけ利用したろうと思って。まぁ、時代の移り変わりもあるし、新しい品種植えたら昔の常識では通用せえへんかったり。


―――「うじひかり」はどういった特徴がありますか?
芝生っぽい味がするなというところですか。「うじひかり」は、宇治の品種なんですね。葉がちょっとこまいから、生育をおさえていくと仕上がりがこまかなる。かというて、自由に伸ばしすぎるとアホみたいに大きくなる。形をとるのか内質をとるのかが難しい。
煎茶やったらもうある程度細かくて旬のいい時に採るのが主流やけど、玉露は芽数を少なくして1個1個、充実した芽をつくるっていうのが基本やから、あまりピチピチに詰まってくると良くはない。けどこれぐらいでも去年と今年は結構量も採れたし、そこそこ良かったんちゃうかな。

男らしく、苦みばしった表情でお茶への溢れる愛を語ってくださった下岡さん。
―――手摘みの玉露も栽培されていますね。わざわざ手間のかかるお茶をなぜ?
「下岡さんとこのお茶はそんなんしはるぐらいやったら、安心感あるな」って思われたい。品評会は毎年獲るつもりでやってん。今年は不発やったけど、3年くらい前に関西の品評会で玉露で1位を獲った時は1kgが31万で売れた。4kg出したら120何万。
けど、普通に収穫したら畑1枚から 40〜50万円の売上があがるのをフイにして、品評会のために人件費かけて茶摘んでもらって、さらに肥料代もかかる。
―――そういったことを考えたら採算はなかなか。
その大臣賞獲った時は黒字になるけど、そんな毎年獲れるやんじゃないからだいたい損や。でも、同じ年に玉露と被せの2個もらった時はだいぶ黒字やったな。
お祝いにお世話なった人呼んでちょっとパーティーっぽい事やるんですけど、2個同時やから1回で済むでしょ。効率的(笑)。 それぞれ年が代わって獲ったら2回やらんな。


―――今年のお茶はどうでしたか?
今年 1 発目の手摘みがいい価格つかずにもうやめようかなと思ったんだけど、2 回目ちょっと蒸したらキロ 2 万円超えて。それがまたまぁ、つくる面白さというか。自分のイメージとしては、子どもを育ててるのとおんなじで。
子どもを育てんのに別に1から10まで手を掛けるわけじゃなくて、ある程度その畑ごとの能力があって、いいとこを伸ばしてあげようっていう。そのお茶が売れるっていうのは就職とか嫁入りとかと同じだと思っていて、必要とされるところに行きよったら、それが別に安かろうが高かろうが…。
まぁ、高いほうがいいけどちゃんと貰ってもらえるっていうのが嬉しい。でも、下岡さんはいいお茶つくりはりますねって言われても、あんまり自分はそういう意識がなくて、もともと良かったんやって言ってます。出品茶とかでも元から土質がいいとこじゃないと1位にはなれへんから。
―――まさに子育て.…茶葉の人生を見守っていますね。
うん。やっぱり、自分の子どもやと思ったらこの子のいいとこ、ココなんです!っていうのを作ってあげたい。あほな子なんぼ勉強さしても東大には行けへんし。 でも、東大に行けなくてもスポーツやらしてそれでどっか就職したら、それはそれで成功やし。
今はみんな同じようにつくって、そっちが主流になっていて。みんな同じ化粧顔つき。それどうなんって思う。それやったら性格も分からへんやんって。 特徴があるお茶って、やっぱ面白いじゃないですか。なんかそういうの楽しんで飲むみたいなのって、まだあんまりないなって思ってて。
もうほとんどの人は、お茶飲む時に品種すら考えたことないっていう人ばっかりじゃないですか。 お茶にも面白いのあるよ、っていうのはもっと知ってほしいですね。品種とかで見てくれると、プレッシャーになるのが良い。
もし、なんの品種だとか見てもらえへんようなを状態やったら、同じ化粧して出荷したほうがお金にはなるし。 結局おいしい、あのお茶うまかったなって言われたらそれが一番嬉しい。また来年も欲しいわって言われたら頑張ろうって思う。
お茶の話を「TOKYO TEA JOURNAL」 でもっと知る
このインタビューは、「観て飲む」お茶の定期便 "TOKYO TEA JOURNAL"に掲載されたものです。毎月お茶にまつわるお話と、2種類の茶葉をセットでお届け中。
傷もまったくわからなかった。
どこが二級品?となるくらいの綺麗なものが届いて大満足。傷があっても美味しいお茶を淹れられればいいとは思っていましたが、浮いたお金で和紅茶を一緒に買わせていただきました。
とても温かみのある色合い、手触り、見た目の質感です◯お客様へのお茶とお菓子の受け皿として、朝のフルーツを盛る器として、1人用のサラダ皿として、色々なシーンで使わせていただきます❁ご紹介くださりありがとうございました。
楕円皿はいくつか持っていて購入を迷いましたが 買ってよかったです。大きさ・フチの立ち上がりの感じもいい感じです。また 粉引の質感も土も魅力たっぷりです。
初めて手揉みの緑茶をいただきました。
一煎目から煎を重ねるごとに変わってゆく風味と味わいの深さ、そして色合いの美しいこと!
また、飲み終えてからの茶葉を食べてみた時の美味しさに驚きました!!
早速、手揉み茶の魅力にハマってしまいました。他のお茶も味わうのが楽しみです。
造形の美しさに惹かれます。茶碗の膨らみや受け皿のへりにかけての曲面が、シャープでありながら優しいです。器の表面が滑らかな石膏のような素朴な手触りで、オフホワイトの色調と合って暖かみを感じます。
台湾茶を飲む時間が、日常生活の句読点となり、リフレッシュできました。
重量感がある見た目に反して非常に軽く使いやすいです。いつものティータイムを引き締めてくれる深みがあります。これから使い込んでいって違った顔を見せてくれるのかと思うと楽しみです
思いがけず長く抽出してしまいましたが、渋みやエグ味等はなく、ただただ烏龍茶の華やかな香りが広がります。マスクしていても香ってくるくらいです。
味はコクがある中でも、癖がなく、さわやかなのでとても飲みやすいと思います。
烏龍茶の香りが好き!という方は是非飲んでみてもらいたいお茶です。
お正月に元旦用にと。ところが、着たら飲みたくなり試飲。
まろやかな味わい、もうひとつ購入悩み中、売れきれる前に
私は楕円のプレートが大好きです!
深さ有るものからとてもフラットな大小色々な種類を持ってますが、いざ購入して使ってみると、今ひとつしっくり来ない感覚でいました。。。
「児玉修治オーバルプレート」の画像を見た時に「これだ!」と思い、入荷待ちの末ようやく届きました♡
ベストサイズ・ふっくらした楕円・ニュアンスのあるホワイト・個性的マットな質感・リムの絶妙な大きさと立ち上がり寸法、ずっと求めてた全てを満たしてくれました。このプレートに盛ると、シンプルな料理がアートっぽく感じて毎日楽しんでいます!
ケーキやフルーツも素敵に見せてくれます。
封を開けた瞬間の香りの良さ、1煎目の旨みと優しい口当たり、そして2煎目のより味わい深い旨みが緑茶を楽しむという事に対する満足感を与えてくれる一品となっております
届いて手に取ってみると予想していたお品より更に素敵で大変満足しています。色も形も手触りも素材もとても好ましく ただそこにのっているだけで湯のみでもお菓子でも一輪挿しでも倍魅力的に見える気がします。大切に使わせていただきます。
この冊子を読むと、煎茶の味わい深さや、個性が分かるので、煎茶堂東京銀座店でお茶を買った暁には、読み返したりしています。
デザインや文字のフォント。見やすくて好きです。
また、3種類のお茶を飲む時も、是非、冊子を開いて、読みながらやって頂くと、より楽しめます。
丸っこいかたちに一目惚れして「お抹茶を立てて飲みにくいかな?」と思っていましたが、その心配は全くなく最後のひと口まで美味しく吸い切れます。お抹茶茶碗はいくつか持っていますが、お気に入りの1つになりました。
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