6,000円以上で送料無料!平日9時までの注文で当日出荷。金(9時以降)~日祝は翌営業日発送。

【私の茶道具】李宗儒の茶壺 - Sobae 丸山紗加

2024年05月07日

by 煎茶堂東京編集部

お茶のある暮らしを楽しむうちについ増えてしまう茶道具たち。でもお気に入りの逸品があると、お茶はもっと楽しくなる。センスのよいあの人が、そんな愉悦にどっぷりつかってしまった茶道具をご紹介。

李宗儒の茶壺

台湾にある彼のアトリエに行った時、李さん自ら茶を淹れてくださいました。楽しくお話しし、帰り難くなった事を覚えています。

彼が茶壺を作る時は土の選定に重きを置いていて、名高い宜興の紫砂で製作されています。茶が美味しく入るというのは、茶道具としては重要な事。そして、茶道具を作る時は表現欲を一歩抑え、使用者に余白を残してくれています。

この境地は私の憧れ。この茶壺を手に取るたびに、彼の美しい心を思い出せます。

Sobae 主宰 丸山紗加

大阪・東京・葉山にて中国・台湾茶教室を開催中。飲食店の茶部門の監修も行う。Instagram:@sobaetea

関連記事