- 読みもの
- お買いもの
- TTJ
- 東京茶寮
- 私達について
-
作家名一覧
- 煎茶堂東京
- 塚本友太
- 土井善男
- 清水なお子
- 畠山雄介
- 大江憲一
- mrak
- 後藤義国
- 大澤知美
- 樫原ヒロ
- 相馬佳織
- フじイまさよ
- 稲村真耶
- 児玉修治
- 小野陽介
- 高木剛
- 森岡希世子
- 石田誠
- ちいさな手仕事
- 光藤佐
- 須原健夫
- 淡海陶芸研究所
- 千田稚子
- 中村譲司
- 多田佳豫
- 北井里佳
- 齋藤有希子
- 酒匂ふみ
- 白鷺木工
- 秀野真希
- 林沙也加
- 作山窯
- 中里花子
- 村田匠也
- 荒賀文成
- 水野悠祐
- 南裕基
- 只木芳明
- 色原昌希
- 小宮崇
- 飯高幸作
- 三輪周太郎
- 横山拓也
- 亀田文
- 亀田大介
- 中村豊実
- 高橋禎彦
- SHISEI
- 松徳ガラス
- 村上雄一
- 黒川登紀子
- YŌKI
- 加藤かずみ
- 瀬戸國勝
- 阿部春弥
- シャンブリートリオ
- 入江佑子
- 三野直子
- 古谷宣幸
- 渡辺キエ
- 後藤睦
- 三浦ナオコ
- 濱岡健太郎
- 山田哲也
- WASHIZUKA GLASS STUDIO
- 李荘窯
- おじろ角物店
- 船串篤司
- はなクラフト
- 光泉窯
- 萩原千春
- 藤村佳澄
- 中原真希
- 堀宏治
- 広末裕子
- 文山窯
- 伊藤萠子
- 竹下努
- 角田清兵衛商店
- Eliu
- 紙上征江
- 天野千香
- 四十沢木材工芸

毎日使いたい、強さと美しさ。堀宏治さんの木の器と道具
2023年10月12日

by 煎茶堂東京編集部
長崎市佐世保市にアトリエを構える、木工作家の堀宏治(ほり・ こうじ)さん。毎日の暮らしに溶け込む、素朴で温もりある木のトレイやテーブルウェアを作り続けています。
今回は、そんな堀宏治さんの作品の中から「トーストプレート」、「リムオーバルプレート」、「杓子」、「カップトレイ」の魅力やおすすめの使い方をご紹介します。
パンがカリッと香ばしく。「トーストプレート」
くるみの木から作られるトーストプレートは、一つひとつ手作業で掘られた模様が美しい器。こんがり焼いたパンをのせると木がほどよく湿気を吸ってくれ、カリッと美味しくいただけます。一枚あると、毎日の朝食が豊かな時間になりそうです。
堀さんの作品はプレポリマーをしみこませて乾燥させた後、食用のえごま油で仕上げています。そのため耐久性が強く、毎日使っていても本物の木の質感を保てるのが特徴です。
プレポリマーとは木の強度を高める効果がある溶剤のこと。乾燥してしまえば人畜無害なきわめて安全な塗料です。
油ものも気にせずに。「リムオーバルプレート」
同じくくるみの木でできた「リムオーバルプレート」も使い勝手のいい一枚。リムのあるオーバル(楕円)の形は、どんな料理でも見栄えがよく盛り付けられます。
「木の器に油ものはNGでは?」と敬遠される方もいるかもしれませんが、堀さんの器は仕上げに食用油を塗りこんでいるので心配ご無用。むしろ油を使った料理を盛り付けることで、木に油が浸透し、自然にお手入れにもなるのだとか。
ドレッシングであえた葉野菜や、オイルパスタ、バターたっぷりのクロワッサンなども、油じみを気にせずにどんどん使ってみてください。
取り分けにぴったり。「杓子」
持ち手が短く、幅が太い「杓子」は、絶妙なシルエット。大皿料理の取り分けに使うサービングスプーンのように使ってもいいですし、ご飯をよそったり酢飯を作ったりするときのしゃもじのように使っても素敵です。深さがあるので、汁物にも使えます。
ブラックウォールナット材は軽く、扱いやすいのが魅力。こっくり深い木の色が、テーブルコーディネートにも奥行きを与えてくれます。
小ぶりなサイズが使いやすい。「カップトレイ」
最後にご紹介するのは、「カップトレイ」。くるみ材の板の両側に立ち上がりがあり、シンプルながらも個性的なデザイン。カップとお菓子を置くのにちょうどいいサイズです。
湯呑みと和菓子でも、マグカップとチョコレートでも、和洋問わずに使えるのもいいところ。パンやおにぎりをのせたり、焼き菓子をのせたりして使うのもおすすめです。
使いこむほどに経年変化を楽しめる堀さんの木の器や道具。「お手入れが大変そう」と構える必要はなく、普通の食器のようにお使いいただけます。
販売開始:2023年10月18日(水)
フードスタイリスト・鈴木愛
こちらのページでご紹介した商品