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お茶を引き立てる美しい白色。中村豊実さんの「茶杯平」

2023年09月21日

by 煎茶堂東京編集部

滋賀県長浜市で活動する、陶芸家の中村豊実(なかむら・とよみ)さん。

元々レストランの経営をしていた中村さんは、“欠けにくい器” を求めて自身で作陶を始めたという珍しい経歴の持ち主。その審美眼でうつわを厳選しているギャラリー「季の雲」のオーナーでもあります。

今回は、そんな中村さんの作品から「茶杯平」をご紹介します。

入れたものが映える白い器

「茶湯の色がはっきりと見えるので、茶器は白が多くなりますね」と中村さんが話すように、「茶杯平」ももれなくお茶の色を引き立てる美しい白色。

照りのないすべすべとしたマットな質感の釉薬が、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。そっと手に持つと、透き通るような器の白が映えるのも魅力です。

一つひとつが微妙に違う表情をもつアンティークのような風合いで、眺めていると中村さんが古いものや李朝の器から影響を受けたことが伺えます。

中国茶や煎茶を楽しみたい「茶杯平」

小ぶりなシルエットで、中国茶や煎茶を少しずつ飲むのにぴったりの「茶杯平」。

磁器で飲み口が薄く仕上げられているので、お茶を飲んだときの口当たりのよさをぜひ体感してほしい作品です。

名前は「茶杯平」ですが、夜はこれに日本酒などのお酒を注ぎ、ぐい呑みのように使ってみるのもいいかもしれません。

繊細なルックスとは裏腹に、食洗機の使用OKというのもうれしいポイント。毎日気軽に使いたくなる器は、中村さんの経験を生かしてつくり出されたものなのでしょう。

販売開始:2023年09月27日(水)8時

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フードスタイリスト・鈴木愛

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