
主張しすぎない柔らかな雰囲気。竹下努「稜花蓮華」
2022年08月19日

by 井原優花
煎茶堂東京ディレクター北海道生まれ。夜な夜なキッチンにあかりを灯す。愛読書は「「限りなく少なく」豊かに生きる」と「ときをためる暮らし」。土いじりが好きです。
岐阜県多治見市で作陶する陶芸家・竹下努(たけした・つとむ)さん。静かで端正な印象がありながらも、日本の食卓に馴染むようにと作られている竹下さんの器のお取り扱いが開始しました。
今回は、そんな竹下努さんの作品「稜花蓮華」の魅力やおすすめの使い方をお伝えします。
販売開始:2022年8月24日(水)8時
竹下努について
竹下努「稜花蓮華」
煎茶堂東京では初めてのお取り扱いになる「蓮華」。李朝時代(古い韓国)の器のエッセンスを取り入れている竹下さんの作品は、白磁ながらどこか柔らかく温かい印象があります。手づくりならではのゆがみが愛らしい蓮華です。
一般的なものに比べて持ち手が少し短いこの蓮華。アミューズスプーンのようにおつまみを盛りつけると、いつもの晩酌が華やかに。他には小籠包を食べるときにスープを受けて熱々のスープを飲んでパクりと食べたり。様々な使い方ができそうです。
よく見ると口に触れる蓮華の先はただのカーブではありません。稜花(りょうか)と言う花弁の先を尖らせたような形の切り込みが施されています。口に入れると違和感があるかというと、意外にもそんなことはありません。汁気のあるデザートやチャーハンなどにもおすすめです。
画像右:輪花深鉢 3,080円(税込)
販売開始:2022年8月24日(水)8時
フードスタイリスト・鈴木愛
2007年よりフードコーディネート、テーブルスタイリング、レシピ開発など活動中。最近は、家族で小さな畑の野菜作りをはじめました。
公式サイト:https://www.odd.holiday
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