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ありのままで美しい野花が揃う。銀座・野の花 司 部屋に飾りたい花 vol.012
2022年04月07日

by 煎茶堂東京編集部
「お茶を飲む空間を整える」。例えば茶道でも、客人へのおもてなしとして茶室内の掛け軸や器にこだわることがあります。自分の部屋を少しでも素敵にしたい時に、やっぱり手軽なのはお花を飾ること。
今回は、デザイナー、映像・写真のプロップスタイリストとして活動するYUMI KUROTANIさんがお気に入りのお花屋さんと、今部屋に飾りたいお花、そしてお花に合わせて飲みたいお茶をご紹介します。
銀座の「野の花 司」
銀座の中央通りから一本裏手に構える野花と茶花の専門店「野の花司」。自生する枝ものや花が日本各地から届きます。
大切な人へ和の花を贈りたいとき、粋な枝ものや野花を生けたいときなど、社会人になってからずっと通っているお店です。
店内は静かで、優しく素朴な野花や、穴や欠けができた葉、伸びやかにうねる枝ものなど、ありのままで美しい花が並んでいます。
店員さんは、少ない言葉で静かに語ってくれる、ここの花のように奥ゆかしい方でした。
「野の花 司」のお花を見ていると、〈 Less is more. 〉という言葉が浮かびます。
減らすというより、より洗練させて豊かに絞り込むことを意識して何度も作り、時間をかけて花を組みました。
野花と冬ならではの“枝もの”で影も美しい
最終的に決めたのは、グリーンの小さな花が咲く「あぶらちゃん」という名前の枝、そして可憐な野花で淡い紫色の「姫ひおうぎずいせん(ラペイロージャー)」。
うねった枝ものの硬い曲線と、野花の柔らかい直線が心地よく響き合います。
枝ものと花って意外と相性がいい、そう思っています。
花を買ったあと、2階の『茶房野の花司』へ。森の茶房という展示中で、春らしい花が活けてあります。お茶をすると、小さな雪柳が器にのっていて、帰りに持ち帰れるよう包んでくれました。
自宅に戻り、お気に入りの花器に生けます。影も素敵。
花器はイギリスの建築家集団ASSEMBLEが資生堂ギャラリーで行ったワークショップに参加した時に作ったもの。質感と重みが枝ものにぴったり。
お店で時間をかけて花を決めたけれど、偶然もらった小さな雪柳も合わせると少し遊びがあってかわいいかも、と思い、一緒に生けました。
整えた空間で飲むお茶の味わい
枝ものを部屋に飾るのが好きです。自然で生き生きとした自由なフォルムが空間に躍動感を与えてくれます。
この花に合わせるのは、鹿児島県のお茶「036 みなみかおり」。透明感のある⻩金色が美しい。あぶらちゃんと姫ひおうぎずいせんを眺め、「野の花 司」で出会った、あの奥ゆかしい店員さんを思い出しながら一口飲みました。茶葉本来の渋みと上品な香りが広がります。
飾ったお花とアロマのような優しいお茶の香りが安ぎを与えてくれて、その空間がより心地よい、幸せな時間となりました。
来月のお花屋さん、そして部屋に飾るお花とお茶も今からとても楽しみです。
銀座「野の花 司」
所在地 | 〒104-0061 東京都中央区銀座3-7-21 |
電話番号 | 03-3535-6929 |
営業時間 | 10:00-19:00 年末年始は休業 |
URL | http://www.nonohana-tsukasa.com/ |
デザイナー・プロップスタイリスト
YUMI KUROTANIさん
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多摩美術大学環境デザイン学科インテリアデザイン専攻卒業。在学中にフィンランドへ留学、アールト大学芸術デザイン学部ファニチャーデザイン・テキスタイルデザイン専攻。現在はVMD・ウィンドーディスプレーなどのデザイナーとして資生堂に在籍。その傍ら、映像や写真のプロップスタイリストとしても活動している。Instagram:@yumi.kurotani |
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温暖化の影響でハッキリとした四季をあまり感じなくなりました。
この定期便申込んでからそれぞれの季節のお茶が送られてくるのでそこで四季を感じています。
定期的に届く色々な種類のお茶は、飲みきりサイズなので、一息つきたい時にうってつけ。付属のフリーペーパーに載る、届けられたお茶の情報をノートに貼り、美味しいと思ったものを記録している。次第に自分の好みが浮き彫りとなっていくのが面白い。
欲を言えばお茶の小袋に、何度のお湯で何分、という情報を明記してもらえるとありがたい。
届くたびにワクワクする内容で、毎回新しい発見があります。
味わいや産地の背景、淹れ方のコツまで丁寧に紹介されていて、お茶の奥深さを感じられました。
特に季節ごとの特集が素敵で、自宅でのティータイムがもっと豊かになりました🍵
初心者にもわかりやすく、お茶が好きな方にはもちろん、これから知りたい方にもおすすめです!
毎月、美味しいお茶が届くので楽しみにしています
ポスト投函なので、なかなか帰省できない
実家にも送っています
同封の冊子も、いつもとても綺麗です
tea journalを初めてから生活に新しい彩りが増えました。
お茶と一緒についてくる読み物を読みながら、季節のお茶にどんなおやつに料理を合わせようか、どんな茶器を合わせようかと考える時間がすごく楽しいです。
お茶を飲んでゆっくりする時間を与えてくれるtokyo tea journalが私は好きです。
あまり銘柄に意識がなかった中、ふと「美味しいなあ、このお茶…」とパッケージを見たら長崎・彼杵のお茶で実は祖母がいた土地のものだと知り驚きました。こんな名産がある所だったとは。届くお茶はどれも美味しく、ゆっくり味わいながらお茶を飲むのが贅沢な時間になりました。いつもありがとうございます。
毎朝、煎茶を淹れて職場に持っていくんですが、これまで知らなかった銘柄が毎月届くので本当に楽しみで仕方ありません
煎茶も勿論ですが、ほうじ茶や烏龍茶などもとても美味しく頂いています
これからも毎月楽しみにしています
小袋 お茶 3個付いてお茶の飲み方「ふーんこんな飲み方があったか?」次やってみようか、これは面倒じゃなどと読み終わりの方にお菓子の話し出てくるんだけどこれが好き!
レモングラスも煎茶も大好きなので購入しました。予想以上に香りも良く美味しくて、毎日いただいています。缶のデザインも爽やかでオシャレ。詰め替えはあるのかしら?リピートします。
shopで水出し試飲させていただきました。
購入し、自宅で水素水で一晩かけ抽出。
色、香り良し、旨み甘みは冷たくても段違いに良い笑。3日目でも美味しい。
お友達も美味し〜い。の一言
綺麗な色、優しい香り、旨み甘みが大好きです。
初めて知ったのはレター便に登録して送られてきたのがきっかけでした。
適温で一定の分数で抽出後、飲んだ時の子供の表情忘れられません笑。
ぷっくりとしたシルエットが何とも可愛らしいです。木肌もすべすべしてなめらかで、触っていてとても気持ちがいいです。木のお皿が欲しいと探していましたが、いい出会いができてうれしく思います。
麻婆豆腐が合うというコメントを見て購入を決めました。本当にその通りですね。大きさも丁度良く、何にでも使えそうな器です。購入して良かったです。
本来お茶に使う道具だと思いますが、コーヒーの道具として良さそうだなと思い購入しました。コーヒー豆をすくうのに丁度よいサイズで使っていくことに馴染みそうです。コーヒーを淹れる時の楽しみとなっています。
商品説明の「海苔の香り」に惹かれて購入しましたが、確かに茶葉からほのかに海苔の香りがします。
ぬるめのお湯でいれると甘みが感じられ、ちょっと熱めのお湯で入れると渋みがあってあんこなどの甘いお菓子に合う味になりました。とてもおいしいです。
好きなお茶にこれを入れて玄米茶にできるなんて素敵! と思って購入しました。
同じ茶葉でも、最初は甘みやコクを味わい、最後は玄米茶に、と違う楽しみ方ができてとてもいいです。
湿気る前に使い切れそうな分量もちょうどよく、なくなったらまた買い足そうと思っています。
陶器の急須も持っていますが、こちらは一杯だけいれたいときに重宝しています。
透明なので、茶葉の開き具合や色が見えるのが楽しいし、洗うのも簡単。ちょうど片手でつかむ感じで持てるので、安心感もあります。
蓋が平らで収納しやすいのもありがたいです。