
陶器でできた“お重”でおすましな食卓に。作山窯「オジュウ」
2022年03月25日

by 神まどか
煎茶堂東京・東京茶寮/デザイナー 青森県生まれ。最近の趣味は中国茶と茶道具収集です。
食器を単なる道具として扱うのではなく、器で広がる暮らしの楽しみ方を提案している「作山窯(さくざんがま)」。
今回は、そんな作山窯がつくる「オジュウ」についてご紹介。器の魅力や使った際のイメージをご紹介します。
販売開始:2022年3月30日(水)11時
作山窯について
作山窯「オジュウ」
陶器で出来た“お重”。円柱のお皿が2枚と1枚のお皿がぴったり重なってセットになったこちら。
名前もそのまま「オジュウ」といいます。カタカナになると、一気にかわいく聞こえてくるから不思議です。
今回選んだのは、お家の中でお花見プチパーティーをしたり、春色の食材に合うかしら?と思ったから。
シックな「youhen gray」と、ふんわり柔らかい「youhen cream」の二色。角がまあるく仕上げられた形なので、どちらも優しい佇まいです。
色の名前となっている「youhen」は「窯変釉(ようへんゆう)」という装飾技法のひとつ。焼成によって、現れる色の変化のこと。
「youhen gray」は、チャコールグレーの深い色合いが柔らかな雰囲気をまといながらも、やはり締め色なだけあって、黒をポイントにしたお部屋や夜の時間帯に合いそう。
色んなチーズやクラッカー、ナッツをのせてワインと一緒に。余った時もこのまま収納できるのがとっても便利です。
手のひらに乗るくらいのサイズなので収納にもそんなに困らない。でもテーブルの上にあると、ちょっと“おすまし”な食卓になるんです。
「youhen cream」は、かわいく使いたい。カスタードクリームと季節の果物でディップしながらおやつの時間。
小さなお子さまとも一緒に楽しめそうな使い方です。一番上の蓋は小皿としても使えちゃう。ご自宅で時間のあるお休みの日に、ぜひおすすめしたい。
他にも、お漬物や梅干しを入れるのに重宝しそう。大きなタッパーからご飯のたびに小皿に取るのもなんだか手間だったので、まさにこの「オジュウ」が生活の導線をちょっと良くしてくれそうです。
販売開始:2022年3月30日(水)11時
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