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亀田大介「銀磁5寸リム皿」6つのオススメな使い方

2022年01月07日

by 神まどか

煎茶堂東京・東京茶寮/デザイナー 青森県生まれ。最近の趣味は中国茶と茶道具収集です。

大分県別府市にて夫婦で作品づくりを行う亀田大介さん。もともとは福島で家業を継ぐためにうつわ作りを始めたのだそう。

そんな大介さんの器は、それぞれの作品が非常にシンプルな形をしています。そこにひとたび料理をのせると、その器の美しさに思わず高揚してしまうのです。

今回は、そんな亀田大介さんの作品「銀磁5寸リム皿」のおすすめの使い方をいくつかお伝えします。フードスタイリストの鈴木愛さんのアイデアや、煎茶堂東京デザイナー神の使い方もご紹介。


販売開始:2022年1月12日(水)11時

亀田大介さんについて

亀田大介「銀磁5寸リム皿」

使い込んでいくほどに、“自分だけの皿”に変容する「銀磁5寸リム皿」。自分だけの、というのは、使えば使うほど釉薬の反応により表面の色が変わっていくから。徐々に変わっていくその色合いや雰囲気も楽しめるなんて、なんて面白くて味わい深いのでしょう。

銀の釉薬は、新品や使い始めは白く眩い光を放ちます。しかし、使い込んでいくごとにどんどん変色していく性質があり、全く違った印象の一枚に変化するのです。

左が新品、右が亀田大介さん私物のもの。3年ほど使い込むとこのような経年変化が見られる

当初、亀田大介さんに制作をご相談したのは亀田さんのインスタグラムで拝見していた、使用後4年経過したものでした。それはそれは、様々な表情や、滲むように浮かび上がるテクスチャーにかっこいい!と惚れ惚れしてしまうほど。

なので、これが経年変化と聞いた時は驚きもしましたが、妙に納得しました。そこには使い込むことによる味わい深さがしっかりと表れていたからです。

銀食器のように

使い始め、シルバーが残ってる時はスイーツをのせたくなってしまいます。銀食器のように上品なイメージで使いたい。光沢のあるシルバーは、のせるスイーツによってシックな乙女感が滲み出ます。

クリーミーなひと皿

見る角度によって、眩しく光って見える「銀磁5寸リム皿」。ここにはクリーミーなケーキを。アイスティーと、繊細なモンブラン。思わずため息の溢れる、麗しい組み合わせです。

サイズもケーキ皿にちょうどいい15cm。このサイズはなかなか重宝しますよ。

朝はフルーツサンドで。

白いスイーツシリーズ。煎茶堂東京デザイナー神が選んだ、おすまし表情のフルーツサンドもこの通り。

休みの朝に早く起きて近所のお店でフルーツサンドを買って、近くの公園でひとつ、もう一つは家に帰ってから…なんて完璧な朝を過ごしてみたい。

憧れクッキーとお茶

憧れの、あの焼き菓子店のクッキー。そんなとっておきのおやつの時にも、手に取ってしまうのがこの「銀磁5寸リム皿」なんです。

クッキー2枚、すぐに食べ切ってしまいそうなところをグッと堪えて、ひと口ずつじっくり味わう。そんな気分にさせてくれる器です。

季節の果物とグリーンサラダ

続いて、神が選んだのはフルーツサラダ。瑞々しいシャキッとした葉物に、季節の果物を和えます。果肉から出る果汁がドレッシングがわり。オリーブオイルと塩を振りかけて新鮮なサラダをいただきましょう。

雰囲気が変わってきたら…
夜のムードが似合う

こちらが4年間使い込んだ「銀磁5寸リム皿」の姿。なんて凛々しいのでしょう。シルバーの綺麗な最初の状態も綺麗ですが、使い込んで初めて生まれる渋さ。まるで革製品に手の脂が染み込んでいくような愛着を感じます。

この姿には、お酒の友が合う。ホタテのバター醤油炒めを合わせてみました。亀田大介さんは若鶏ハツの燻製とレモンで楽しんでらっしゃいましたよ。(そちらもおいしそう!)


販売開始:2022年1月12日(水)11時

フードスタイリスト・鈴木愛

2007年よりフードコーディネート、テーブルスタイリング、レシピ開発など活動中。​最近は、家族で小さな畑の野菜作りをはじめました。
公式サイト:https://www.odd.holiday

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