
佐賀県唐津市にて作陶する中里花子さん。中里さんの作る器を見て感じるのは、軽やかさとリズミカル。そんな手さばきの跡が美しい作品を、この度煎茶堂東京で取り扱うことになりました。
綺麗な曲線を描いたアウトラインと手仕事の痕跡が同居した一品
飲み口が広がった小さいカップ。中里さんが一本一本、全体のバランスを見ながら入れている刻線がアクセントになった「しのぎカップ」は、綺麗な曲線を描いたアウトラインと手仕事の痕跡が同居した一品です。
口が広がっているので、お茶を飲む時も水色が綺麗に映ります。カップの手触りを感じて、水色を愛でる。そんな楽しみ方をして欲しい器です。 でも、お茶を飲む以外にも素敵な使い方があるんです。
瑞々しいフルーツを
クリームがかった器の色は、もちろんフルーツとの相性も抜群です。
弾けるような果肉のテクスチャーと刻線の表面の対比を見ていると、中里さんにしかない“味”を再確認。線ひとつとってしても、その人の個性が現れるからおもしろい。
見て美しい、飲んで美味しい
緑が綺麗に映えるしのぎカップ。やっぱり、緑が濃く出る深蒸し茶を選んでしまう。『027 CA278』のような濃厚な味わいのお茶を合わせてみてください。
作り手のことば「日々を豊かに生活する中にアートがある」陶芸家・中里花子さんインタビュー
中里花子(なかさと・はなこ)さん
佐賀県・唐津に育ち16歳で単身渡米、以後半生をアメリカで過ごす。
日本の独特な食文化に目覚め大学卒業後帰郷し、父・中里隆より陶芸を学ぶ。2000年 東京・万葉洞での親子展開催を皮切りに、以後日本、アメリカ各地で数々の個展を開催する。
2007年 故郷・唐津に独自の工房monohanakoを設立。
2010年 メイン州にmonohanako Westを設立。現在、唐津とメインを半年ずつ行き来して作陶している。
中里さんが陶芸家としてになったきっかけを教えていただけますか?
うちの親が焼き物をやっているのですが、私は家を継ぐっていうポジションにいなかったので、誰からも期待されてなかったことなんです。私もむしろやりたくないと思ってたほうなんですよ。
16歳の時にアメリカに行ったんですが、それも元々はテニスがきっかけでした。でも後からデザインとかアートとかのほうに興味が出てきて、少し勉強してるうちに日本人ということに対してのアイデンティティを意識し始めたんです。
アートに対する考え方も、日本では工芸って美術として同じようにアートと同じレベルで捉えられているんだけど、西洋ではあんまりそこはちょっと下に見られてるふしがあるんですよ。私、それは違うんじゃないかなと思って。
その辺りで私は、“日々を豊かに生活する中にアートがある”っていう文化で育てられたってことに気づいたんです。
それは親が焼き物をやっているのを身近でそれを見ていたからなのかなと思うんですけれど。私はそういうことをやりたいと漠然と思ったのがきっかけですかね。
頭で考えるアートよりも、体の中から出る日々の生活のリズムが出てくるようなものを作ってみたいなと思って、それって焼き物だ!って。
陶芸って結構いろんなプロセスがあるんですけど、ほとんど体を使うことなんですね。それによって、自分がレスポンスしていく“ライブ感”がある仕事なんですよ。私なりの解釈では、陶芸はスポーツに似てるなぁと。
お買い物前に
・ひとつひとつ、手作業で型から形を起こしています。釉薬の加減や色合い、大きさなど全て同じものではございません。それぞれの表情をお楽しみください。
・同じものを複数個ご購入いただいた場合でも、サイズや釉薬が完全に揃わないことがございます。特に形は手で作られているものですので、ご了承くださいませ。釉薬に関しては、釉薬は自然物を使用しています。また、窯の中で変化する温度によって、釉薬の色が変化する場合がございます。工業品とは異なる性質のものですので、ご理解の上ご購入いただきますようお願い申し上げます。
・初めてのご使用の際には、必ず水かぬるま湯で洗ってください。
・お使いになった後の汚れは早めに落とし、よく乾かしてから保管をしてください。
・重ねる時は薄紙を一枚間に挟む優しさでキズがつきません。
・食器洗い機のご使用については、あまりお勧めいたしません。詰め込みすぎは破損の原因となります。ご注意ください。
・底面処理をしておりますが、もし裏返してざらざらしていたら、目の細かい紙ヤスリで軽くこすりなめらかにしておくのをおすすめいたします。
・イメージが異なるなどお客様都合での返品は受けつけておりません。
避けてほしいこと
・研磨剤・研磨剤入りの洗剤・クレンザー・金属たわし等のご使用。(強くこすると表面に傷がつくことがありますので、ご使用は避け、柔らかいスポンジで洗ってください。)
・冷蔵庫から取り出した直後の電子レンジのご使用。(ヒビや割れが生じる恐れがありますのでお避けください。)
・からだき、直火でのご使用。
・ひびや亀裂が入った時のご使用。
・テーブルがキズつく事がありますので器を引きずらないようにお気をつけください。
中里花子さんの作品一覧
商品仕様
原産国・地域 | 佐賀県唐津市 |
容量 | 70ml |
仕様・混率 | 陶土 |
重量 | 約90g |
外寸(縦) | 約80mm |
外寸(横) | 約80mm |
外寸(高さ) | 約50mm |
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お買い物ガイド
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茶漉しを洗うのが苦手で、お茶を入れることにためらいがありましたが、この急須は茶漉しが浅く洗いやすい。本体も蓋も凹凸が少なくて洗いやすく楽に清潔に保つことができ、お茶を入れるハードルがぐんと下がりました。
二級品を購入しましたが、正直私にはどうしてこれが二級なのかがわからないレベル。大事に使っていきたいです。
このコップをメールで見て一目惚れして即購入しました!何より乳白色の色味が好み過ぎて…サイズも60mlって知った時はちょっと小さいかな?とも思ったんですが煎茶堂東京さんの透明急須で丁度2人分になって、1煎目を2人分作ることが出来るのでとても重宝しています。色味がランダムなので欲しい色味が来るかどうかは運要素強いですが買う価値ありです。
自分用に購入したものを長年愛用していますが、耐久性が良く汚れも目立ちにくいです。友人にも勧めたく、購入しました。贈り物としても高級感がありとても良いです。
芳ばしい香りがとても良いです。味も深みがあり、気持ちを落着けたい時に飲みたくなります。何杯かいただいてから、にこまる玄米を足して飲むのが好きです。
毎月3種類のお茶が楽しめます。
6月は和紅茶、新茶、ほうじ茶の3種類でした。
スモーキーほうじ茶は、想像以上に燻製の香りが漂い、味はさっぱりしていて美味しかったです。
来月も楽しみです。
定期便が届いた日、中に入っていた新茶を家族と一緒に飲みました。その日は皆でとても疲れて夕飯もほとんど喋らず食べましたが、新茶を飲んだ後「なんだか元気が出た〜」と言って皆笑顔に。「また飲みたい」とリクエストされました。
香りも爽やかで甘味もあってとっても美味しかったです。
オーバル型の木皿が欲しくて探しておりましたら、タイミングよくこちらのお店で素敵なお皿に出会いました。美しいし、軽くて洗いやすいし、
購入して本当に良かったです。
大切に使わせて頂きます。
毎月、3種類の日本茶が届きます。産地や製法によって、味が違うのがおもしろかったり、和紅茶や烏龍茶などもあったりと、日本茶が身近になりました。
いれる時間から、香りや色を味わって、飲んで癒されてます。
普段から何の気なしに頂くお茶ではありますが、普段使いの域を出ないのもお茶だと思います。
お接待で頂くお茶の美味しさに感動するも、なかなか好みのお茶探し迄はたどりつけず…。
でも、このtokyo tea journal 毎月楽しく3種類お試しでき、気に入れば購入も出来るので、美味しいというレビューだけど…どうかなぁ?や、買ってみたけど口に合わない〜の心配もないのが素敵です。
更に届いたお茶とのマッチングや説明まで綺麗な写真や絵も添えられた冊子も届き、至れり尽くせりです。
こんなに大切に届けて頂け、自分好みのお茶に出会える、毎月の楽しみです。
毎月季節に合わせたお茶が3種類届くので楽しみにしています。煎茶、ほうじ茶、和紅茶など、おいしさの発見があります。日常使いではついつい一杯分を少な目で飲みがちですが、適量(思っているよりかなり多め)の確認もできます。路面店にもぜひ伺いたいと思っています。海外の方々にも日本茶のおいしさをアピールしてほしいです。
毎月ちょっとした小話とお茶と何をあわせるか、のコラムがついており、一緒に届くお茶をどう、なにとあわせて飲もうか…と楽しんでいます。日常の中のつかの間のゆったり自分時間を作るのにとても役に立ってくれています!これからも楽しくお茶生活できたらと思います!