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岩手・一関に根付く「もち本膳」のいただき方

2022年01月07日

by 煎茶堂東京編集部

お正月は、日本文化に触れる機会が年間で一番多いのではないでしょうか。日本茶も、お餅も、もちろん日本文化のひとつ。

岩手県の一関・平泉地方では、年越しやお正月だけでなく、季節の行事や入学・卒業など、あらゆるハレの日におもちが食べられているそうです。そんな「もち食文化」が盛んな岩手県・一関でお餅を使ったお料理を提供する「世嬉の一酒造」の相談役・佐藤晄僖(こうき)さんに、「もち本膳」についてのお話を伺いました。

教えてくれたのは…世嬉の一酒造・佐藤晄僖(こうき)さん

100年以上にわたり、一関の地で酒造りを行ってきた「世嬉の一酒造」の相談役。世嬉の一酒造では、お酒やもち食が楽しめるレストランのほか、博物館やミニ文学館もあり、地域の魅力を伝えるべく営業を続けています。ちなみに、佐藤さんの好きなおもちの食べ方はすりおろしたくるみだれでいただく「くるみもち」だそう。

もち本膳のいただき方

右上から時計まわりに、なます(大根おろし)、汁もち(お雑煮)、あんこもち、料理もち(変わりもち)。中心にあるのはたくあん。

1/「おとりもち」が口上を述べる

まず礼をしてから、進行役の「おとりもち」が口上を述べます。「本日はいたってのかたもちでございますが、所のしきたりに従いまして差し上げます」という口上の中の「いたってのかたもち」には「固いおもちで恐縮ですが」という謙遜の意味と「固くなるもち」、つまり雑穀などを混ぜていないもち米だけのおもちという意味もあるのだとか。

2/なますを一口いただき、順にお餅を食べていく。

最初になます(大根おろし)をひと口いただきます。もちは「あんこもち料理もち汁もち」の順に。次のもちをいただく前に、なますで口の中をさっぱりとさせます。あんこもちと汁もちはおかわりできますが、原則として料理もちはおかわりなし。

3/たくあんでお椀をぬぐって「ごちそうさま」!

たくあんは必ずひと切れ残しておきます。もちを食べ終えたお椀にお湯を注いだらたくあんでお椀をぬぐってきれいにしてからたくあんとお湯をいただきます。おとりもちが口上を述べ、礼をしたら「ごちそうさま」!

この「餅本膳体験」は、「蔵元レストラン せきのいち」にて予約制で体験することができます。
餅を食べるための礼儀作法「餅本膳体験」

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