- 読みもの
- お買いもの
- TTJ
- 東京茶寮
- 私達について
-
作家名一覧
- 煎茶堂東京
- 小野陽介
- 高木剛
- 森岡希世子
- 石田誠
- ちいさな手仕事
- 光藤佐
- 須原健夫
- 淡海陶芸研究所
- 千田稚子
- 中村譲司
- 北井里佳
- 齋藤有希子
- 酒匂ふみ
- 秀野真希
- 林沙也加
- 作山窯
- 中里花子
- 村田匠也
- 荒賀文成
- 水野悠祐
- 南裕基
- 只木芳明
- 色原昌希
- 小宮崇
- 飯高幸作
- 色原昌希
- 三輪周太郎
- 横山拓也
- 亀田文
- 亀田大介
- 中村豊実
- 高橋禎彦
- SHISEI
- 松徳ガラス
- 村上雄一
- 黒川登紀子
- YŌKI
- 加藤かずみ
- 瀬戸國勝
- 阿部春弥
- シャンブリートリオ
- 入江佑子
- 三野直子
- 古谷宣幸
- 渡辺キエ
- 後藤睦
- 三浦ナオコ
- 濱岡健太郎
- 山田哲也
- WASHIZUKA GLASS STUDIO
- 李荘窯
- おじろ角物店
- 船串篤司
- はなクラフト
- 光泉窯
- 萩原千春
- 藤村佳澄
- 中原真希
- 堀宏治
- 広末裕子
- 文山窯
- 伊藤萠子
- 竹下努
- 角田清兵衛商店
- Eliu
- 紙上征江
- 天野千香
- 相馬佳織
- 四十沢木材工芸
- 水野悠祐
お菓子とお茶|明治時代から愛される芝神明榮太樓「江の嶋最中」と爽やかな「029 めいりょく」
2022年05月16日
by 煎茶堂東京編集部
おいしいお茶を淹れると、お茶菓子が欲しくなる。おいしそうなお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中で、ついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。
今回は、無類のお菓子好きなtomoさんが、明治から続く変わらないお菓子について教えてくれました。
芝神明榮太樓の「江の嶋最中」
潮干狩りのシーズンになると思い出すお菓子。貝の形が愛らしい「江の嶋最中」です。
帆立や牡蠣、はまぐりなどの貝殻を形取った最中にそれぞれ違う味の餡が詰まっています。
お店は芝大神宮近くに店を構える「芝神明榮太樓」。東京・日本橋の榮太樓總本鋪からののれん分けされた明治18年から続く老舗のお店です。お店の包み紙が可愛くて、包みをほどく時間も楽しい。
明治35年に考案されて以来の看板商品「江の嶋最中」(1個124円・税込)は、販売当時から変わらない形で作り続けているそう。
この形が明治時代からずっと愛されているのは、普遍的な自然の形だからかもしれません。
あわびには粒あん、赤貝にはごま餡、ほたてにはこし餡、はまぐりにはゆず餡、牡蠣には白あん。どの餡も滑らかで存在感のある甘さ。
しっかりと焼かれた香ばしい最中の皮で、袋を開けると皮の香ばしい香りが広がります。購入してすぐは皮の香ばしさ、数日経つと皮と餡が一体したしっとり感のある美味しさが楽しめます。
『金色夜叉』などで知られる尾崎紅葉が名付け親というエピソードもお聞きし、歴史ある最中がますます美味しく感じられる気がしました。
新緑の季節に、爽やかに香る「029 めいりょく」と
今回合わせたお茶は『029 めいりょく』。一煎目から爽やかに香り、最中の皮と餡と合わせると、まろやかな味わいに変化する感じがします。あんことお茶、やっぱり王道の組み合わせで、緑茶のおいしさを改めて感じられました。
お茶を茶碗に落とした時に広がる緑色がとても鮮やかで、目でも香りでも楽しめるお茶ですね。
気づけば5月。お出かけが楽しくなる季節がやってきました。お茶にあうお菓子を探しに出かけるのが楽しみです。
芝神明榮太樓「江の嶋最中」
価格 | 1つ 124円(税込) |
販売期間 | 通年 |
販売場所 | 〒105-0012 東京都港区芝大門1-4-14 |
電話番号 | 03-3431-2211 |
営業時間 | 平日 9:00-19:00 土曜日 9:00-14:00 毎週日曜日・祝日定休 ※2022年4月時点での情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。 |
URL | http://www.shiba-eitaro.com/index.html |
tomoさん
喫茶店やカフェ巡りが趣味。インスタグラムに投稿する「日々のおやつの備忘録」が大人気。Instagram:@oyatsu_129 |