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20歳からや。いま90歳だから、70年やってる 「008 Z1」田村勝己さんインタビュー
2020年07月19日
by 煎茶堂東京編集部
≫ 映像コンテンツでお茶を選ぶ(一覧)
京都府和束町の山の急斜面には、「Z1」という今では珍しい品種の茶畑があります。
機械もない時代に山の中をクワで開拓し、茶畑を創るところからはじめた田村さんは、お茶作りに関わり70年。茶農家になった当時のお話や現在の茶畑に至るまでの背景について伺ってきました。
話し手:田村勝己さん 聞き手:谷本幹人
―――茶作りは今年で何年目に。
20歳からや。ほんで今、90歳だから、70年やってる。でも、茶畑自体はうちのおやじが手もみの時代からお茶やってたから、幼い頃からお茶はあったんです。そのかわり全部手揉み。後になって粗揉機が入って。揉機が入って。粗揉機なんかの手入れをしてな、それから電気式の機械が入ったの。
―――昭和何年のお生まれですか?
昭和4年生まれ。わし、予科練いてんで。予科練って知ってはる?予科練言ったって知らんわね、全然。軍隊や。海軍にこんな細いのに志願したの、電工志願だけど。で、ちょうど1ヶ月経って、17歳のとき終戦になって。ほんで階級が1つ上がって、わし、海軍飛行上等兵ゆうねん。
その当時は、もう軍隊は事故みたいなんあったけど、皆、そんなことなんとも思わんといたけど、親たちはどうやったかしらんけどな。今思うと良い話のタネやな。ほんまに。 で、終戦後そのまま学校戻った。まだあの頃は高校なかったから中学校に1年いて。
18歳か19歳かくらいで卒業して、それからずっと茶づくり。当時は勤めとかもあってんわ、せやけどうちの親父さんは、勤めないわってゆうてた(笑)。
―――また昔は、色々と家族総出でやってたと思いますが、何人兄弟だったんですか。
うちは6人。女1人と男5人で、俺は一番上や。みなもう大阪に行ってます。
―――茶業を継いでいくっていうのもなかなか難しいこともありますか。
息子が継いでくれれば一番ええねんけどね。まだ定年までだいぶあるわ。7、8年あるんちゃうか。まだお茶のことも全然、知ってへんのにな。まあ、若いからどうなるのか知らんけども。こっちはできるだけしようかって。人さえ来てくれたらな、なんとか。
―――田村さんは元々あった茶畑を継がれをたわけじゃないですよね。
元々あったんは、もっと下のほう。 最初は昭和 23年頃かな。山を開墾してちょうどええ山になったわけ。 それでも急やけどな、この辺は。車ないと作業大変だとか言われるけどまあ、和束町 (わづかちょう) はみなそんなんやったな。
そもそも、平らな茶園少ない。おかげさんでいまは、この山の一村に固まって畑がありますねん。こんなん、あちこちよう登らん。

―――この山を開拓.…今でも途方もないですが、当時は相当大変だったのでは。
当時はまだユンボゆう掘削用のショベルカーみたいなもんもなかったから、この辺の山の低いととろをクワで開拓していった。開拓は全部で 5、6年くらいでやったと思うわ。
茶の木も、当時は実生(みしょう)(※) 言うてな、お茶 の実拾ってやってた。在来ばっかやってん、ずうっと。それをまたユンボで掘って、今の茶畑に植え替えて。
実生(みしょう)
挿し木することで同じ遺伝子を持つ茶の木を増やすことが一般的だが、以前は自然に受粉してできた茶の実から育てていた。挿し木をすることで親の性質と同じ、いわばコピーが作られるため「品種」 という考えかたができるようになったが、品種の概念がなかった昔は実生の茶の木を栽培していた。実生の場合、特定の品種ではなく在来として扱われることになる。例えば、「やぶきた」の実(種) から木を育てても「やぶきた」品種とは認められない。
―――とてつもない作業ですね。自分が5年で開墾しろと言われても無理な気がしてきます。
冬場、何もすることあらへんから (笑)。ほんで、人に手伝い頼んだら皆よう来てくれはったし。マツタケようでんねん ! 割と大きいカゴに獲ってきて。

―――茶摘みはどうやってされてたんですか。
はじめはこんな、車ないやろ。竹のカゴにお茶刈ったやつを入れて。天秤みたいな棒の両方にぶら下げてな。茶摘みも、乗用摘採機でやるっちゅうことはこの山だとちょっと厳しいから全部手持ちの機械で刈って。
今も常用摘採機でやってるとこは少ない。1人で刈れる機械できたらええねんけど (笑)。今でも茶刈るのにも2人いるさけんな。小さい摘採機を2人がかりで持って刈るから2人手伝いを頼んで、わしは車に乗って補助でいく。
昔は、パチパチとハサミで長い袋つけて手で刈ってましたけど。「刈り子さん」に 7、8人手伝い来てもろた。 それから、テーラーっていうの使うて。 耕運機ありますやろ、あれに荷台が付いたの。あれで3年ほどは生芽を運んだかな。

―――急斜面運ぶのだけでも大変ですね。道も舗装なかったから、ほんとに土道だったってととですか。
そうです、うん。毎日登ってるさけんな。 山道に鉄板置いたりして手作業で道作ったけど、案内するならもっと舗装しておけばよかった。車のタイヤの部分だけ舗装してる。さっき登った、あんな泥道やった。すごい道やろ。
昨日はここ刈って。もうちょっと、ちゅうとこで夕立きて。どうにかこうにか刈れた状態や。 濡れてしもうたらあれだから。 今日はせえへんな、今日も夕立降るゆうてた。 もう、茶刈りのとき以外はずっと畑いてます。やっぱり草の始末するから。

Z1の茶園からは絶景が。御年90歳の田村さんが毎日握るハンドル。心なしかスリルが増す…。
―――Z1はコクと渋味があって、若い人にも美味しいって飲んでいただいてます。
うん、なんかそういうふうに聞いて、喜んでますねん。そうゆうて飲んでくれはったらな、作ってるほうは嬉しい。ちょっと小売してはったことにしばらくうちのお茶送ってましてん。ちょっと渋味があるって喜んでくれはるねん。渋味がええって。
Z1は被せやるにはちょっと色が黒いねん。特徴がきついねん。 もう、Z1って珍しいから。 どっかもう1軒あったみたいなんやけど、残ってんのうちのくらいや。うちもZ1はこのあたりの20列だけや。これ、みな県外から持ってきた品種で、改植したの。
―――お茶ってもう来年のことを考えたりするじゃないですか。来年どうするとかってありますか。
もう、この歳になったらない。 若い頃はな、あの品種をちょっと違うのに変えようとかくらいはあったけどな。もうこの歳だから、維持すんので精一杯。でも、見た目若いって言うてもろって喜んでる(笑)。
わしの茶づくりは、いつも一生懸命にやっただけ。そりゃ、良いお茶できたら嬉しいけど。
お茶の話を「TOKYO TEA JOURNAL」 でもっと知る
このインタビューは、「観て飲む」お茶の定期便 "TOKYO TEA JOURNAL"に掲載されたものです。毎月お茶にまつわるお話と、2種類の茶葉をセットでお届け中。
萩原さんの急須をサイズ違いで持っていたので大きいものが欲しくなり購入しました。持ち手と注ぎ口な安定していて、どんなお茶でも対応してくれる万能な急須です。購入できてうれしいです。
以前購入したものを割ってしまい買いなおしと追加で購入しました。
薄い器ですが名前のとおり一煎目の温度であれば手に伝わる熱さも問題なく、その薄さゆえにお茶の風味を自然に感じることができます。
長く使っていると白かった器が徐々に色づいてきますがそれもまた器の味として楽しんでいます。
香駿は、東京茶寮がオープンした時から一番好きなお茶でした。久しぶりに飲んでみましたが、やはり香りの良さとフルーティーな感じが素晴らしいです。茶葉が柔らかいので、三煎目は少し印象が薄いかもしれませんが、シングルオリジンらしいお茶ですね!
父親に贈る用で通常の商品を、自分用に二級品を購入しました。よく見てみると底に傷がありましたが、よく見なければわからないくらいで使用には全く支障ないので、とてもレベルの高い二級品だと思いました。磁器製の急須を処分してこちらに変えたので、食器棚もスッキリしておしゃれになり気分も上がりました。大事に使いたいと思います。
むさしかおりを頂いて。
一煎目、まあるい旨味とコクを感じる美味しさ、大好きな口当たりでした。
二煎目 心地よい苦味、
そして新緑の様な爽やかさ
一煎目とは大きく違う味わいを感じ
お茶好きとしてお茶を頂く楽しみを味わえます。シングルオリジンならではの茶葉本来の味を実感します。
紅茶党だった私が、「美味しい緑茶が飲みたい!」と思い、始めてみました。毎月色々なお茶(たまに和紅茶や烏龍茶も入っていてなお嬉しい)が手元に届き、今まで難しいと勝手に思い込んでいた緑茶が一回分ずつ3種類も入っているので、気軽に美味しいお茶が楽しめて私の中でのお茶の世界が広がりました。どんな緑茶に出会えるのか、これからも楽しみです。ありがとうございます。
注文から購入、発送、到着まで心配りが行き届いています。茶もおいしくいただきました。
亀田文さんの面取り鉢と同時購入しました。形の可愛らしさと柔らかな感じが気に入り、実際手元に届き、やはり形の綺麗さ、可愛らしさに満足ですが、思ったより底面積が小さいので、薬味やタレ、プチ菓子(練り切り1つ)を入れるサイズ感で、ワンプレートに乗せる豆皿のようにも使おうと思っています。
亀田文さんの器は前々から購入を考えていて、今回決心して家族分購入しました。
本当に使い勝手がよく、なかなかこの深さでこの形は見かけず、和・洋・中・デザートまで、何にでも合わせられます。買って良かったと思える優秀な器です。
とてもしっかり梱包していただきあ、また適宜メールでのご連絡もあり、信頼できるお店でだと思います。
また、機会があれば宜しくお願い致します。
黒豆も生姜も香りや香ばしさが際立っていて美味しくいただいています。豆乳ティーにしても香ばしさが残って楽しんでいます。今後も購入すると思います。
待ちに待ったティーポットを購入する事が出来ました。
早速お茶を淹れてみました。
とても美味しく淹れる事ができました。
素敵なティーポットで大変気に入りました。
お茶好きの友人へのプレゼントで購入しました。
見た目の美しさはもちろん大きさもちょうどよくとても喜んでもらえました。
1日のなかで素敵なティータイムを過ごしてもらえそうです。
久しぶりに大好物のドライいちじくをいただきました。いちじく本来のほんのり甘い品のいいお味が凝縮されていて、噛めば噛むほど口のなかに甘みが広がります。程よい柔らかさと粒々食感も最高です。今回は「はるもえぎ」と共にいただきました。
昨年、賞味期限前の値引きの時に購入しました。美味しかったので再購入。少しお高いですが非常に美味しく、緑茶と合わせると最高です。ケーキより糖分が少なく、タンパク質が取れるのも良いと思います。
私は毎朝、起床時に緑茶を飲むのが習慣になっています。当初は緑茶が飲めればそれでよかったのですが、見た目や雰囲気も含めてお茶の時間を楽しみたいと考えるようになり、素敵だなと思える茶器を探していました。そんな中、この急須を見つけました。
約180mlのお湯が入る容量があり、1人でコップ1杯分飲むのにちょうどいい大きさです。2杯目、3杯目を2人で分け合ってもいいし、同じデザイナーさんの小さな湯呑みなら60mlを3人分に分けて振る舞えます。
大きすぎず、小さすぎず、程よくミニマムな大きさが私の用途にぴったりでした。また、見た目はシンプルで美しく、手触りも良いです。お気に入りの急須です。
華やかさと爽やかさを兼ね備えた甘みのあるお茶。これだけで満足感があり、気分転換したい時などにチョイスしています。
お茶請けを用意するなら洋菓子にも合わせやすく、紅茶やコーヒーはちょっと重い…という時にも。
特に柑橘系など、香りの良いお菓子と合わせるとお互いが引き立つのでおすすめです
お店で頂いた香駿の冷茶が素晴らしく美味しく、茶葉によってこれほどまでに違うのかと、私の中での新たな扉が開いたお茶でした。
あの香りが忘れられないのですが、茶葉の量か、水なのか、自分で淹れるとなかなかあの美味しさにたどり着けずにいます。
通年販売のお茶ということもあり、ほぼ1年を通して楽しんでいます。
お茶だけでも美味しいですが、甘味とも塩味どんなお茶請けとも相性が良いです。
餡子系などの和菓子の美味しさを引き立て、バター系などの洋菓子にも負けない存在感。
にこまる玄米とも相性が良いのでおすすめです。
人を選ばないバランスの良さがあり、それでいて誰に出しても「美味しい!どこのお茶?」ときかれる確かさから、誰かに緑茶をおすすめしたり、贈る際にはこの茶葉からというひと品です。
コロンぽてっと、触り心地が良くて、丁度良いサイズの塩壺でした。少し黄味かかったベージュのお色にホッコリ癒されます。可愛さ満点のお品ですが、シンプルなデザインの為、どんなキッチンにも馴染んでくれるのではないでしょうか。私は出しっぱなしにして、ずーっと使い続けていきたいです。
こういったサブスクリプションの良い点は、お茶の選択に自分の意思が介在しないところだと思います。自分で茶葉を選ぶと同じような傾向になってしまいがちですが、普段自分では選ばないであろうお茶に自動的に出会えるのは、幅広く経験したい人には最適です。量と価格もちょうど良いです。
黒檀のお箸を使っていて、合う箸置きを探していましたところ見つけました。とても相性が良いです。大きさ、安定感、高さ かわいい要素。とても良いです!大切にします。
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