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透明急須は容量が小さい?そんな場合に二人分淹れるワザをご紹介

2021年10月08日

by 煎茶堂東京編集部

「究極にシンプルにお茶を淹れられる」ことをコンセプトに作られた透明急須は、現代のライフスタイルに合わせた1人前サイズの急須です。誰かとお茶を一緒に楽しみたいというときには、透明急須だと容量が小さいと感じるかもしれません。

そんなときは、1煎目と2煎目を一度に淹れて倍の量を抽出すればOK。具体的な抽出方法を見ていきましょう。

1.お茶を淹れる前の準備

必要なものを用意する

まずは、2人分のお茶を淹れるのに必要なものを準備します。用意するものは次の通りです。

・透明急須
・湯沸かしケトル(温度調節機能付きがおすすめ)
・はかり
・お好きな茶葉
・カップ2つ

茶葉を4g用意する

2人分のお茶を淹れる場合も、1人分と同じく茶葉を4g用意します。

70℃のお湯を用意する

温度調節機能付きケトルなどで70℃のお湯を用意します。

[point]水道水を使う場合、一度沸騰したお湯を再度ケトルで沸かすのがおすすめ。カルキ臭を飛ばすことができます。お茶を淹れるのに水道水を使う際の注意点は、こちらの記事で詳しく解説しています。

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2.1煎目を淹れる

必要なものを一通り準備したら、さっそく1煎目を淹れていきます。

【1】透明急須にお湯をゆっくりと注ぐ

70℃のお湯120mlを、茶葉の入った透明急須にゆっくりと注ぎます。

【2】1分20秒待つ間に、80℃のお湯を用意する

お湯を注いだら、透明急須の蓋を開けたまま1分20秒待ちます。1煎目を抽出している間に、2煎目を淹れるのに使う80℃のお湯120mlを準備しておきましょう。

【3】2つのカップへ交互に注ぐ

1分20秒経過したらカップに注ぎます。

[point] 濃さが均等になるよう2つ交互に注ぎ、最後の一滴まで注ぎきりましょう。

3.2煎目を淹れる

今回は1煎目と2煎目を合わせることで、2人分のお茶を用意します。1煎目を注いだら続けて2煎目を淹れていきましょう。

【4】お湯をゆっくりと注いで10秒待つ

2煎目は1煎目よりも高い80℃のお湯で抽出します。すでに茶葉が開いているので、抽出時間は10秒程度で。

【5】1煎目を淹れたカップにゆっくりと注ぐ

1煎目を淹れたカップに2煎目のお茶をゆっくりと注ぎます。2煎目も、交互に最後まで注ぎきりましょう。

3煎目まで淹れれば3人分に

3煎目も合わせて注げば3人分のお茶を用意することも可能です。3煎目は80〜90℃で10秒抽出するのがおすすめ。

透明急須で大切な人とのお茶時間を楽しもう

容量120mlの透明急須は1人前サイズとして作られていますが、1煎目と2煎目を合わせれば2人分のお茶を手軽に淹れることができます。この淹れ方なら低めの温度で淹れる1煎目の持つ旨味や甘味、高めの温度で淹れる2煎目の苦味や渋み、どちらもバランスよく楽しめるのが嬉しいところ。

透明急須でお茶を淹れて、大切な人との豊かなひとときを楽しみませんか。


透明急須を使って、1人分のお茶を淹れる基本レシピはこちらをご覧ください。

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