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美しく活ける人。vol.01 アートディレクター YUMI KUROTANI

2023年02月28日

by 煎茶堂東京編集部

部屋にお花を飾ると、一気に空間が澄み渡る気がします。せっかくお花屋さんで買ったお花や、贈りもので貰ったお花。どうせなら素敵に活けたいですよね。お花が大好きなあの人に、毎回どういう風に飾っているのか聞いてみました。

YUMI KUROTANI

アートディレクター・プロップスタイリスト。多摩美術大学インテリアデザイン専攻卒業後、新卒で資生堂にデザイナーとして在籍。2023年独立。Instagram:@yumi.kurotani

繊細だけど生命力の強いポピー

このフラワーベースは、うすいガラスで、女性の身体のような美しい曲線が上に向く形状の花器なので、風が吹いたらなびきそうな花びらとうねうねの茎をもち、上向きに花が咲くポピーがぴったり。

蕾の状態のポピーはなに色の花が咲くかわかりません。咲いてからのお楽しみ。

茎が曲がって下を向いている蕾、もう咲かないかもと思いつつ、その姿も可愛かったのでそのままにしていたら、翌朝、柔らかいピンクの花が咲いていました。

繊細だけど生命力の強いポピー。いつも花々が心を豊かにしてくれる気がします。

今回使ったフラワーベースはかろやかな印象なので、茎が細めのふわふわと風に漂うような繊細な花をラフに生けたくなります。ポピーの他にも、レースフラワー、カスミソウ、スターチスなど華奢な花が合うと思います。

春らしい野草や野花

春らしい野草や野花、菜の花と鳥野豌豆(からすのえんどう)を生けました。うすいガラスのフラワーベースなので、茎がほんのり透けて見えるのも美しい。

口がすぼまっている形のフラワーベースには、少しの花を丁寧に生けるのが良さそう。この花器は球体と円錐を合わせたようなシンプルな形状なので、野花や有機的に曲がる野草を引き立ててくれると思います。

グラフィカルに丸くすぼまった口と下にむけて広がる形状で、角がなく、接地面もコロンとして可愛らしい。

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