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わたしの茶道具「少し荒っぽい、けれども野性味や優しさを感じる湯のみ」atelier ST, CAT・デザイナー/林 聖子さん

2021年06月11日

by 神まどか

お茶のある暮らしを楽しむうちについ増えてしまう茶道具たち。でもお気に入りの逸品があると、お茶はもっと楽しくなる。センスのよいあの人が、そんな愉悦にどっぷりつかってしまった茶道具をご紹介。

東京・青山に店舗を構える、Modern Jewelry & Art Gallery「atelier ST, CAT」デザイナー・林 聖子さんの茶道具は、旅先の工房で出合った力強い佇まいの湯のみです。

少し荒っぽい、
けれども野性味や
優しさを感じる湯のみ

以前沖縄での旅行で購入した湯のみは、やちむんの里にある大嶺工房で購入したものです。いくつかやちむんのお店がまとまった場所があったのですが、大嶺工房はその中でも一番端っこ。

奥の奥まで引き込まれるようにして進むとたどり着く古民家は、他のお店が入りやすい雰囲気の中、どことなく入りづらい雰囲気。おそるおそる覗くと、小さな食器から大きめ花器まで、様々な大きさの焼き物がテーブルや床の上に散りばめられて置かれていました。

青い珊瑚礁の海の碧を映した繊細で美しい食器がたくさん並ぶなか、床に並んだ少し荒っぽい作品たち。制作の過程の力強さを感じさせる佇まいに野性味や優しさがあって、思わず心が惹かれました。

その中から、手にずっしりと馴染む、湯のみというにはすこし大きい、この作品を購入。

お茶だけではなく、お酒もコーヒーも、何でも飲めそうな心強さが気に入りました。お茶は大体温かいものを飲むことが多いので、厚みがあって熱くなりにくいので使いやすく、毎日たくさん活躍してくれています。

他には、モデルで友人のKAINO Yuさんが手がけている、「SA THÉ SA THÉ」のお茶と、ネットで購入した、直接煮出せるガラスポット。こちらは黒豆茶を飲むときなどに愛用しています。

atelier ST, CAT デザイナー
林 聖子さん

キュレーター、フリーランスエディター。「atelier ST,CAT」として、アトリエ兼ショップ、オンラインショップを展開。アトリエでは、アーティスト・クリエイターによるアートワークの展示なども行う。Instagram:@payacat/@atelierstcat

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