
手仕事で作られる“うずまき”模様。髙橋禎彦「ぐるぐる小鉢」
2022年06月10日

by 神まどか
煎茶堂東京・東京茶寮/デザイナー 青森県生まれ。最近の趣味は中国茶と茶道具収集です。
神奈川県相模原市で制作するガラス作家の髙橋禎彦さん。ひと目見ると、その形の奥に潜むかわいさとコンテンポラリーな雰囲気にどっぷりとハマってしまいます。
今回は、そんな髙橋禎彦さんの作品「ぐるぐる小鉢」の魅力やおすすめの使い方をお伝えします。
販売開始:2022年6月15日(水)11時
髙橋禎彦さんについて
髙橋禎彦「ぐるぐる小鉢」
ゆるやかに伸びる渦の模様。底まですべて“ぐるぐる”で形成された作品は、飾っておくだけでも涼しげな雰囲気を感じるほど。全面模様の華やかさと、鋭く決められたシルエットのバランスがなんとも小気味良い。
「宙吹き」で形成される髙橋さんのガラス作品は、ひとつとして全く同じ形のものはありません。ぐるぐる模様こそ型で作られますが、型にはめた後も細かい調整が行われるため、模様の出方も異なるのです。
美しいうずまきは、色鮮やかな食材がぴったり。夏の元気いっぱいな野菜や冷たいポタージュも良さそうです。
いい器は、食材そのものをより美味しそうに見せてくれる。髙橋さんのガラスはそんな器のうちのひとつだと感じます。
直径13cmのMサイズは、トマトを丸ごと盛り付けても余裕なサイズです。お出汁の効いたジュレとトマトのみずみずしさが美味しい一品。いつものグリーンサラダも、間違いなく美味しく感じる器です。
手のひらサイズのSサイズはチョコレートやちょっとしたおやつ、ソースを入れるのにもおすすめ。プリンやゼリーなどを入れても涼しげです。
販売開始:2022年6月15日(水)11時
スタイリング:
フードスタイリスト・鈴木愛
2007年よりフードコーディネート、テーブルスタイリング、レシピ開発など活動中。最近は、家族で小さな畑の野菜作りをはじめました。
公式サイト:https://www.odd.holiday