
繊細さとかわいさの絶妙なバランス。三輪周太郎「銀製フルーツフォーク10.5cm」
2022年03月04日

by 神まどか
煎茶堂東京・東京茶寮/デザイナー 青森県生まれ。最近の趣味は中国茶と茶道具収集です。
煎茶堂東京オンラインで新しく取り扱うこととなった、銀細工作家・三輪周太郎さんのカトラリー。ひとつひとつ手で叩かれて形取られて作られる銀製のカトラリーは、小さくて扱いやすい。繊細な和菓子を食べるときにもぴったりです。
今回は、その魅力と実際に使ってみた雰囲気を写真と共にお伝えします。
販売開始:2022年3月9日(水)11時
三輪周太郎さんについて
三輪周太郎「銀製フルーツフォーク10.5cm」
綺麗な菓子切りを探していて見つけた「銀製菓子切り先広四寸12cm」の作者である三輪周太郎さん。
三輪さんが作るさまざまなカトラリーは、繊細でありながらどこかかわいらしさもあり、そのバランスが非常に絶妙なのです。かっこよすぎても気軽に使いづらい。可愛らしすぎても合わせるものの幅を作ってしまう。
このフルーツフォークは、そんなわがままを叶えてくれたシルエットがお気に入り。
全体的にシンプルな形でありながら、持ち手とフォークの裏側のエッジの美しさが格別です。特に持ち手のアウトラインが潔く無駄がないため、コロンと可愛くなりがちなフルーツフォークがキリッとした印象になっているのではないでしょうか。
器にフルーツとのせてみると…
ガラスのボウルにいちごとフルーツフォーク。なんてことないおやつの時間でも、この3つの組み合わせで、どうしてこんなにかわいくなるのでしょう。きっと、フルーツフォーク自体に丸みがあったりしたら、生まれていなかったかわいさです。
シンプルな器に、フルーツと。ありのままの美味しさと美しさを堪能してみてくださいね。
販売開始:2022年3月9日(水)11時
スタイリング:
フードスタイリスト・鈴木愛
2007年よりフードコーディネート、テーブルスタイリング、レシピ開発など活動中。最近は、家族で小さな畑の野菜作りをはじめました。
公式サイト:https://www.odd.holiday