お茶の定期便『TOKYO TEA JOURNAL』の巻末『今月の表紙』をご紹介。毎月、イラストレーター・土居香桜里さんの素敵なイラストにちなんだ小話を掲載しています。福を買う、福飴。三色団子の発祥は、 かの有名戦国武将。花見団子とも呼ばれるこのお菓子は、安土桃山時代の文献で初めて登場します。それまでの花見が詠歌や舞を楽しむものだったのに対して、現代のように食べ物を持ち寄ってワイワイ楽しむ花見に変えたのは、豊臣秀吉。その際に振舞われたのがこの三色団子で、「女性が喜ぶように」とのリクエストで考案されたのだそう。諸説ありますが、三色それぞれ春、冬、夏を表し、秋が無い=飽きない (商い)で商売繁盛を意味しているという説が印象に残りました。商いとは違いますが、今年も仕事がうまくいきますようにと願いを込めて、食べてみたいと思います。文=神まどかイラスト=土居香桜里