硬水や炭酸水で冷たいお茶を淹れて、違いを味わってみる -銀座茶会レポート

煎茶堂東京・銀座店で開催されている「銀座茶会」は、日本各地のおいしいお茶、とっておきのお茶菓子、お茶を楽しむ時間をご用意して、毎回変わるテーマに合わせて、お茶についてお話します。

このちいさなお茶会で、お茶を淹れる時間の豊かさを感じ取って頂けたら私たちにとってこんなに嬉しいことはありません。

今回は、8月に開催された<水のこだわり「水の硬度の飲み比べPart 1:水出し」>のレポートをお届けします。

 

驚くほどに変わる、水の種類とお茶の関係

実はお茶は、同じ茶葉を使っていてもお水によってその味わいがとっても変わるんです。その変化の様子をぜひ体感して頂きたく考えたのがこのお茶会になります。

当日、ご用意したのは7種類のお水。軟水、硬水、そして炭酸水です。このお水を使って、夏らしく水出し煎茶を飲み比べする実験の1時間が始まります。



まず1種類目に日本ではポピュラーな軟水で淹れたお茶を飲んで頂いた後に、2種類目を味わいます。…早速「これほんとに同じお茶?」という声が。

 

意外と試したことのない硬水の味わい

お茶は硬水で入れると良くない、という話はよく聞きますが、ほとんどの方はその真偽を確かめたことは無いのではないでしょうか。百聞は一見にしかず、実際に飲んでみると


「爽やかな感じがするね」
「ちょっと柑橘のような…レモンっぽさもあります」


という声や、お水の種類によっては

「旨味があって味が強い!私はこれが好きかも」


なんていう声も。意外と軟水よりも硬水のほうが良いというお客様も多く、海外在住のお客様は硬水でもお茶が美味しく淹れられることに喜んでいらっしゃいました。

 

未知の体験・炭酸水とお茶の相性はいかに

最後に、炭酸水の水出し茶に移ります。考えたこともない組み合わせに驚くお客様もいらっしゃいましたが、飲んだ瞬間に分かる違いに


「これは飲んだことないね(笑)」
「炭酸が入ると香りが立つねぇ」
「でも、香りが立つと他の…旨味とか渋みが飛ぶよね」


など、次々と感想が飛び出してきます。

炭酸は、「わざわざ炭酸で飲む必要はないかも」という方がいる一方で、「甘い炭酸って苦手なので、甘くなくてお茶の味がする炭酸ってアリかも」という意見もあり、好みは大きく分かれるようです。

 

水と茶葉の組み合わせで、無限大に広がる味

すべて飲み終えた後は、気になるお茶を改めて楽しみながらの感想会。


「本当に全部同じお茶なんだね」
「知らなければ全部どの銘柄の茶葉ですか?って聞いちゃう」
「ねぇ!そうですよね」
「そう考えるとすっごい不思議なくらい、差があるかも」


と、水の違いの驚きを皆で共有しあいます。

また、「030 さわみずか」を硬水で淹れると黒豆茶のような色合いに変化したり、渋みや香りが特徴の「014 球磨球磨在来」は硬水よりも軟水が好評だったりと茶葉によっても味わいが様々に変化するようで、お水×茶葉の種類で無限大に味わいが広がっていきます。

 

<銀座茶会のご案内>

銀座茶会は毎回テーマを変えて開催しています。お茶を楽しむひとときをご一緒できるのを、お待ちしています。

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