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作り手のことば「手に取った人に、少しでも幸せな気持ちになってもらえるものを作る」木工作家・蝶野秀紀さんインタビュー

2025年05月16日

by 煎茶堂東京編集部

木工から漆塗りまで、漆器の作業工程をほぼ一人でこなすスタイルが特徴的な木工作家・蝶野秀紀さん。それぞれの木の表情を最大限に生かした、唯一無二の作品が人気を集めています。

今回、煎茶堂東京で蝶野さんの作品をお取り扱いするにあたり、蝶野さんのお人柄、作品や木工に対する想いなどを伺いました。

蝶野さん、今回はよろしくお願いします。まずは、簡単なプロフィールを教えていただけますか。

よろしくお願いします。私は、1971年に京都で生まれ、1997年に広島大学理学研究科物性学専攻を修了しました。その後、2001年に石川県挽物轆轤(ろくろ)技術研究所に入学し、2006年から、展示会やクラフトフェアへの参加を中心に活動しています。

2009年、現在の活動拠点である広島に移住しました。

木工作品を作ることになったきっかけを教えてください。

学生時代から器が好きで、全国各地の器を見て回っていました。そのうちに、漆や木製品の良さに惹かれていき、自分の手で作ってみたいと思うようになったのがきっかけです。

木工の工程と漆を塗る工程は、通常分業で行うことが多いと思います。これらの工程を一人でこなすことで得られるメリットや作用は、どのようなものだと感じていますか?

そもそも、漆器産業というのは、職人が各工程を分業して担当する家内制手工業の集合体です。

実は、この点は現代の工業製品に類似していると考えています。工業製品も異なるメーカーが作ったパーツを組み合わせて製造されるので、漆器産業における職人が機械に代替されただけとも言えるからです。

それゆえに、すべての工程を一貫して製作することの意味合いも工業製品と似ています。具体的には、大量生産は難しい代わりに、デザインやテクスチャまで多様な独自性を持たせることができます。これが、一貫して仕上げるスタイルの特徴であり、大きな魅力です。

蝶野さんは、作品づくりにおいてどの工程が好きですか?

仕上がった白木地(木工の工程が完了した、漆を塗る前の器)に、最初の漆を塗る工程です。この工程で訪れる劇的な変化が好きです。

今回、煎茶堂東京でお取り扱いする作品は、いずれも和紙貼りの仕上げが特徴です。蝶野さんの考える、和紙と漆器の組み合わせの魅力を教えてください。

同じ漆という素材を使っていても、私の場合は和紙のテクスチャをそのまま残して仕上げるので、通常の漆器とはまったく異なる作品に仕上がります。この違いが魅力の一つです。

しかも、一切の装飾を排除することにより、陶磁器やガラス、金属などの異なる素材と合わせたとき、引き立て役に徹するのも組み合わせの妙です。和紙のテクスチャを生かした、漆塗りの折敷や盆、トレーが裏方の主役と言わんばかりに活躍します。

ハレの日に使うものという印象も強い漆器ですが、蝶野さんは日常的に使える作品づくりをされています。ご自身の作品が「毎日使ってもらえる」よう、素材選びやデザイン面でこだわっているポイントがありましたら教えてください。

一時的に目立つことを主眼に置いた、奇抜なデザインをなるべく省くことです。

見ようによっては「ダサい」と言われるような、野暮ったい雰囲気をあえて持たせることで、何年たっても陳腐化することのない、長年飽きずに使い続けられる器になるのではないかと思っています。

作品を作るときのインプットはありますか?

人工物、自然物に関係なく、心の惹かれるものであれば、何でも参考にします。ただ、一番多く参考にしているのは、やはり世界各地の建物や、工芸に関する本の写真です。

蝶野さんが、作品を作る上で一番大事にしていることは何ですか?

見る人、手に取ってもらう人に、少しでも幸せな気持ちになってもらえるものを作ることです。

最後に、今後挑戦してみたいことがありましたらお聞かせください。

上記の延長線上で、見る人、手に取ってもらう人を幸せな気持ちにできるものであれば、器以外のオブジェなども作ってみたいです。

蝶野秀紀さんの作品

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久しぶりに大好物のドライいちじくをいただきました。いちじく本来のほんのり甘い品のいいお味が凝縮されて

久しぶりに大好物のドライいちじくをいただきました。いちじく本来のほんのり甘い品のいいお味が凝縮されていて、噛めば噛むほど口のなかに甘みが広がります。程よい柔らかさと粒々食感も最高です。今回は「はるもえぎ」と共にいただきました。

ラム酒が染み込んでいて、上品な味わいの黒豆。最高。

昨年、賞味期限前の値引きの時に購入しました。美味しかったので再購入。少しお高いですが非常に美味しく、緑茶と合わせると最高です。ケーキより糖分が少なく、タンパク質が取れるのも良いと思います。

程よくミニマムな急須で1人〜2人用として最適。見た目も可愛い。

私は毎朝、起床時に緑茶を飲むのが習慣になっています。当初は緑茶が飲めればそれでよかったのですが、見た目や雰囲気も含めてお茶の時間を楽しみたいと考えるようになり、素敵だなと思える茶器を探していました。そんな中、この急須を見つけました。

約180mlのお湯が入る容量があり、1人でコップ1杯分飲むのにちょうどいい大きさです。2杯目、3杯目を2人で分け合ってもいいし、同じデザイナーさんの小さな湯呑みなら60mlを3人分に分けて振る舞えます。

大きすぎず、小さすぎず、程よくミニマムな大きさが私の用途にぴったりでした。また、見た目はシンプルで美しく、手触りも良いです。お気に入りの急須です。

お茶だけで満足感のある茶葉

華やかさと爽やかさを兼ね備えた甘みのあるお茶。これだけで満足感があり、気分転換したい時などにチョイスしています。

お茶請けを用意するなら洋菓子にも合わせやすく、紅茶やコーヒーはちょっと重い…という時にも。
特に柑橘系など、香りの良いお菓子と合わせるとお互いが引き立つのでおすすめです

お店で頂いた香駿の冷茶が素晴らしく美味しく、茶葉によってこれほどまでに違うのかと、私の中での新たな扉が開いたお茶でした。
あの香りが忘れられないのですが、茶葉の量か、水なのか、自分で淹れるとなかなかあの美味しさにたどり着けずにいます。

1年間ほぼ切らさず手元にあるお茶

通年販売のお茶ということもあり、ほぼ1年を通して楽しんでいます。
お茶だけでも美味しいですが、甘味とも塩味どんなお茶請けとも相性が良いです。
餡子系などの和菓子の美味しさを引き立て、バター系などの洋菓子にも負けない存在感。
にこまる玄米とも相性が良いのでおすすめです。

人を選ばないバランスの良さがあり、それでいて誰に出しても「美味しい!どこのお茶?」ときかれる確かさから、誰かに緑茶をおすすめしたり、贈る際にはこの茶葉からというひと品です。

杉の香りもよく、お茶の時間に癒されます。とにかく上品です♪

杉の香りもよく、お茶の時間に癒されます。とにかく上品です♪

癒しの塩壺

コロンぽてっと、触り心地が良くて、丁度良いサイズの塩壺でした。少し黄味かかったベージュのお色にホッコリ癒されます。可愛さ満点のお品ですが、シンプルなデザインの為、どんなキッチンにも馴染んでくれるのではないでしょうか。私は出しっぱなしにして、ずーっと使い続けていきたいです。

自分で選ばない楽しさ

こういったサブスクリプションの良い点は、お茶の選択に自分の意思が介在しないところだと思います。自分で茶葉を選ぶと同じような傾向になってしまいがちですが、普段自分では選ばないであろうお茶に自動的に出会えるのは、幅広く経験したい人には最適です。量と価格もちょうど良いです。

大切にします

黒檀のお箸を使っていて、合う箸置きを探していましたところ見つけました。とても相性が良いです。大きさ、安定感、高さ かわいい要素。とても良いです!大切にします。

忙しい中の癒し

毎月届くお茶は、普段慌しく生活している私に、癒しの時間を与えてくれます。様々な香りや味に出会えるこのシステムも気に入っています。もし、聞いていただけるなら、煎茶のみのコースも作っていただけると有り難いです。煎茶の奥深さに気づけたのがこのサイトからだったので、今のコースに合わせて、煎茶のみのコースを作っていただけることをのぞみます。

すっきりした美味しさ 4グラムでこの美味しさ 甘みもあり好きなタイプ

すっきりした美味しさ
4グラムでこの美味しさ
甘みもあり好きなタイプ

TOKYO TEA JOURNAL
まるちゃん
季節の移り変わりが楽しみになる

お茶の風味とペアリングで季節を感じられ、冊子を読みながらほっとひと息つけるのが癒しになっています。TOKYO TEA JOURNALのおかげでこういう時間を自然と作れるようになりました。

恋しくなり、また、頼み始めました

昔、ここのお茶を頼んでて、辞めちゃったんですけど、やっぱり、また、ここのお茶が、恋しくなり、頼みたくなるくらい、美味しいんですよね。色々なお茶が、飲めるのが、いいんですよ。

日常的に使うことを考えられている

記載されているように液だれはなく、気にせず安心して飲み物を頂けます。また通常の持ち手と比べ角張っているからか滑りずらく持ちやすいです。
濱岡さんの作品はどれも使いやすく、長く愛用できる品々ばかりです。

茶杯でいただく味わいを楽しめます

ちゃんとした茶器を使った事はなかったのですが、見よう見まねで冷茶を入れたピッチャーと茶杯を用意して毎日いただいてます。
茶杯は5、6口程の量なんですが、茶杯には氷を入れず、常にピッチャーで程よく冷えたものをいただけるので、じっくりとお茶を味を楽しめ、また素敵な雰囲気も味わえて、とても満足しています。
高橋さんのグラスは、円やかという表現が正しいのでしょうか、薄すぎも厚すぎもない絶妙な厚さと相まって、ガラスなのに持った感じや、口の当たるところに角というか硬さを感じない不思議な趣きがあるんですよね。とても気に入っています。

全てが完璧な美しい器

形、大きさ、ステムの高さと全てが完璧な美しい器です。
逆さにして和菓子一つのドームにしたり使い方で用途が広がります。

可愛くてなんと言っても素材感が好きです。

大きさも使いやすく、可愛くてなんと言っても素材感が好きです。焼き物などは写真と届いたときで印象が違う事もありますが、イメージ通りでした。形もカワイイので色々活躍しそうです・

毎月一回の楽しみ

毎月異なるお茶と素敵なリーフレットが届きます。
次の来店時に何を買おうか考えながら、楽しんでいます。

白桃烏龍茶 翠玉を何度もリピート買いしています、すっきりした味わいで夏に適したお茶ですが、秋になって

白桃烏龍茶 翠玉を何度もリピート買いしています、すっきりした味わいで夏に適したお茶ですが、秋になっても美味しいものは美味しいのでしょう。秋の味わいも確かめようと思っています。

タナカシゲオさんの他の作品も手にしたくなりました。こちらのサイトでご紹介されていたのを目にして即、購入させていただきました。手にしてさらに惹かれてます。

購入する際、どれにするか迷わなくていいので とても嬉しいです 最近忙しくお茶を楽しむ時間が取れません

購入する際、どれにするか迷わなくていいので
とても嬉しいです
最近忙しくお茶を楽しむ時間が取れませんが
又、購入したく思います。
一度 美味しいお茶見つけ検索しましたら完売となっていました。

海苔の風味豊かなフレーク

気づいた時には売り切れで買えなかったので再販を楽しみにしていました。
一緒に販売されている茶そばやお茶のそうめんの薬味に使いました。
海苔が手で千切ったような大きめのサイズで、風味豊かに感じます。
パッケージに使用例がイラストで記載されている所も良いなと思いました。
美味しかったので友人にお裾分けしたところ、とても喜んでいただけました。

新しい体験

初めて届いたお茶に心躍りました。
説明もとてもわかりやすく、美味しくお茶をいただきました。
ありがとうございました😌

TOKYO TEA JOURNAL
青リンゴ
概念が、覆されました!

炭酸でお茶を淹れるなんて頭に無かった。本当、目からウロコでした!さっそくオススメの淹れ方で飲んでみると新発見!!今まで生きてきた中でやってみたことがなかったので新鮮過ぎて、生きる楽しみが増えました!

安心して戴けるお茶、毎回楽しみ☺️

いただいているお茶の産地や背景、ごだわって手間暇かけて育ったお茶を安心して戴けることと普段出会わないお茶を送ってくださるので、毎回楽しみです☺️