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愛おしい、ヒビ模様。天野千香さんのヒビ粉引のお茶道具

2023年11月23日

by 煎茶堂東京編集部

東京都の日野市で、「うつわteftef(テフテフ)」の名義で制作している陶芸家・天野千香(あまの・ちか)さん。

いくつかシリーズのある天野さんの器ですが、お取り扱いするのはその中でも「ヒビ粉引」のお茶道具。ヒビ粉引の「後手急須」、「茶杯」、「片口」をご紹介します。

小さな小さな一人用。「ヒビ粉引 後手急須」

ころんと丸みのある、小さな急須。3つの球体を重ねたようなかたちで、ふたのつまみまで含めても高さは8cmほど。

容量は約100mlと、かなり小ぶりなサイズ感。ひとりのティータイムに、煎茶や中国茶などを入れて楽しむのにぴったりです。

後ろに持ち手がついている「後手(うしろで)」と呼ばれるデザインは、利き手に関係なく使え、扱いやすいのが特徴。華奢な持ち手は、平均的な女性の手ならば指2本が引っ掛けられるぐらいの輪で、安定して注ぐことができます。

単体で飾っておくだけでも絵になる急須なので、ギフトにもおすすめです。

急須と揃えたい。「ヒビ粉引 茶杯」

「ヒビ粉引 後手急須」から注ぐと、3〜4杯楽しめる小さな茶杯。少しずつ飲みながら、ゆったりとした時間をお過ごしください。

茶杯としてだけでなく、お猪口のように使って夜はこれで日本酒をちびちび飲むのもよさそう。木のお盆やトレーなどと合わせて、組み合わせを考えるのも楽しみの一つです。

茶器としても、花器としても。「ヒビ粉引 片口」

煎茶を入れるお湯の湯さましや、中国茶用の茶海として作られたという「ヒビ粉引 片口」。たっぷりと入る容量(約300ml)なので、コーヒーのドリップサーバーとして使うのもよさそうです。

天野さんによれば、この片口は茶器だけでなく、季節の花を生けて花器のように使う人もいるとか。器の美しい佇まいを堪能するには、もってこいの使いかたです。

自作の化粧土と灰釉薬を使って作られる、天野さんの器。白化粧の濃淡や、灰釉薬のわずかな色づき、一つひとつ表情の異なるヒビの入り方まで、使っていくうちに愛着も増していくこと間違いなし。とっておきのお茶の時間の、お供にしてください。

フードスタイリスト・鈴木愛 

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