
お出かけにも収納にも。おじろ角物店の四角いかご「角物#4」
2023年04月27日

by 煎茶堂東京編集部
大分県別府市で、小代正さん・美穂さん夫婦とスタッフの計3名で制作している「おじろ角物店」。角物(かくもの)とは古くからこの地方に伝わる工芸品で、竹細工で作られた四角いかごのことを言います。
「自分たちが使いたいものを作っている」という、おじろ角物店のなかでも定番人気の「角物#4」の魅力や、おすすめの使い方をご提案します。
大きすぎず、小さすぎずなサイズ感。「角物#4」
用途に応じてたくさんのサイズバリエーションがあるおじろ角物店の角物ですが、今回お取り扱いするのは「#4」。ちょうどB5の用紙が入る大きさで、使い勝手のよいほどよいサイズです。
お弁当や水筒を入れてピクニックに持ち運ぶかごとして使うのはもちろん、キッチンやデスクまわりのこまごましたものを収納するのにもおすすめ。置いておくだけでも美しい佇まいなので、リビングの書類整理などに使ってもよさそうです。
丈夫で美しい竹細工。
おじろ角物店の角物づくりは、竹を1本ずつ細い棒のように加工をすることから始まります。熱を加えて竹を曲げる「火曲げ」という技術をほどこして、四角い形に編んでいく技術はまさに職人技。
一つ一つ丁寧な作業で作られているからこそ、多少の重さではゆがむことすらない、丈夫なつくりになっているのです。
何かと便利なふた付きのかご
実際に触れてみると、驚くのはそのつるんとした手触り。「竹を編んでいるかごは、服に引っかかりそう」と思う方もいるかもしれませんが、おじろ角物店の角物は隅々まで丁寧に仕上げられていて、編み目もすべすべしています。
そのため、リネンのクロスや、衣類小物など布ものを収納しても、引っかかりがなくストレスフリー。むだのないすっきりとしたデザインは、どんな空間にも似合います。
竹は自然素材ならではのつやがあり、使っていくうちに自分だけの色になる経年変化も魅力。長く愛用したい逸品です。
販売開始:2023年04月26日(水)8時
フードスタイリスト・鈴木愛
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