
MOEの、器と食べよう|阿部春弥さんの「輪花皿 五寸」と琥珀色のみたらし団子
2022年09月14日

by 煎茶堂東京編集部
器は、料理やお菓子を盛り付けた時に最大限の魅力を発揮する。SNSでのフード投稿が人気のMOEさんの器とフードエッセイは簡単なレシピつきなので、休みの日にも試してみたい。
今回は、煎茶堂東京オンラインで販売している、阿部春弥さんの『輪花皿 五寸』を、使ってみてもらいました。
さて、器をじっくりじっくり観察して、何を盛りつけよう?
阿部 春弥
「輪花皿 五寸」
「写真で見るよりずっと小ぶりで上品だな」と思った。
輪花と呼ばれる、縁に切り込みを施した装飾のある皿。一定間隔で施された装飾は、リズミカルであり調和のとれた美しさも演出している。リズミカルかつ優美さを併せ持った形。
リズミカルな器の良いところは、なにを盛ってもサマになるところだ。フラットで動きの無い皿だと、盛るものに動きをつけないと見栄えがしない。五寸だと食事の際の銘々皿にもうってつけだが、初めて写真で見たときから感じていた。
「餅菓子がぴったりだ!」
京都のあぶり餅のようなものを作ろうか、はたまた淡いピンクの桜餅か、いやいや磯辺餅も合いそうだ。
食べたいものと盛り付けたいもののせめぎ合いの 末に決めたのは、「艶やかな琥珀色の餡をまとった みたらし団子」。思った通り、薄萌黄が淡くかかったような皿に艶やかな琥珀色がぴったりで思わず笑みがこぼれた。
琥珀色のみたらし団子
かんたんな作りかた
<みたらし餡の材料>
・しょう油 大さじ1
・砂糖 25g
・水 大さじ3
・水溶き片栗粉・・・片栗粉小さじ1を水同量で溶く
<作り方>
1/水溶き片栗粉以外の材料を小鍋に入れ、中火にかける。沸騰して砂糖が溶けたら水溶き片栗粉を加えとろみをつける。
2/団子は白玉粉のパッケージに記載の通りに作り、好みで串に刺して焼き目をつける。(焼き目を付けるのであれば、ガスバーナーが簡便)みたらし餡を好きなだけかけて食べる。
今回使用した器
MOEさん
美味しいもの、いろいろ作る事、スヌーピー好き。お家で作る料理のほか、お土産やお菓子などの投稿も人気。Instagram:@isemoe
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