
上質なお茶時間を支える器。村上雄一「ティーボウル」「 ソーサー」
2022年07月15日

by 井原優花
煎茶堂東京ディレクター北海道生まれ。夜な夜なキッチンにあかりを灯す。愛読書は「「限りなく少なく」豊かに生きる」と「ときをためる暮らし」。土いじりが好きです。
岐阜県・土岐市で作陶する村上雄一さん。今回、煎茶堂東京では、「わたしの茶道具」でも紹介したことのある、お茶の時間にぜひお迎えしてほしいカップのお取り扱いが実現しました。
販売開始:2022年7月20日(水)11時
村上雄一について
村上雄一「ティーボウル」「ソーサー」
両手のひらで包みたくなるような、なめらかなテクスチャーのティーボウル。なめらかな白い釉薬がお茶の色を映えさせます。
ちょっとつまむお菓子を入れると、見た目にもなんだかかわいい。
「ティーボウル」のサイズ感は自分でも絶妙だと思っています。」と話す村上さん。
中国茶も煎茶にもちょうどいいサイズのティーボウル。コーヒーを少しずつ飲みたい時、いつものマグカップだと大きいなと感じる時にもおすすめしたい。
ハンドルがない分、収納も幅を取りません。村上さんの食器棚ではいつも最前列にあるくらい、日常でも手が伸びるのだそう。
この「ティーボウル」は、1750年頃のイギリス、ロイヤル・ウースター磁器の写しとして作られたもの。クラシックなものは「ずっと残ってきたそれなりの理由がある」。まさにそんな村上さんの“器に対する思想”が体現されたカップではないでしょうか。
ソーサーはソーサーと呼ぶのがもったいないくらいの可憐さ。カップに合わせた溝がないので、おやつやお漬物を入れてお皿としても使うことができます。煎茶堂東京デザイナーの神も自宅で使っているそうですが、毎日の夕食時に取り皿として活躍しているのだとか。
リムが高く深さのあるソーサーは、ティーボウルと重ねると花が咲いたかのように可憐な空間が広がります。
それぞれで使うもよし。重ねて胸が高鳴るお茶じかんを過ごすのもよし。素敵な器が近くにあると心が踊りますよ。
販売開始:2022年7月20日(水)11時
ティーボウルとソーサーで
お茶時間を楽しむなら
フードスタイリスト・鈴木愛
2007年よりフードコーディネート、テーブルスタイリング、レシピ開発など活動中。最近は、家族で小さな畑の野菜作りをはじめました。
公式サイト:https://www.odd.holiday