048 旨 「 HOUSHUN 鳳春 」
鼻腔に広がる香り・味の奥行きが格別のクオリティ。数多の食材で丁寧に仕上げる透き通ったスープのよう。
甘味:★★ 苦味:★ 旨味:★★★
『048 鳳春』味わいと香りは?
『048 鳳春』は際立つ上品な旨味が特徴。苦味が少なく、じわっと広がる旨味の余韻が心地よいお茶のひとつ。煎茶堂東京のお茶の中では、旨味の方に位置づけられるお茶なので、旨味がお好きな方に飲んでいただきたいお茶です。
おすすめのレシピ
煎茶は淹れる時のお湯の温度や抽出時間、飲む時の温度によって味わいが変化することが特徴です。低温で淹れると甘みや旨味が、高温で淹れるとキリっと苦み渋みが際立ちます。ご自分の好みの味を見つけてみましょう。
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何と合わせる?
ぜひ試して欲しいのは、「いちぢくバター最中の岩塩のせ」とのペアリング。舌の上で横にじわっと広がるお茶の旨味と覆い香はドライいちぢくの優しい甘味と相性◎
更にお茶の温度で溶けていくバターと、アクセントの塩味がお茶の香りを引き立ててくれます。
こんなシーンにおすすめ
お茶は緑色で苦味と渋味を楽しむ印象が強い中、『048 鳳春』はその真逆のようなお茶。数多の食材で丁寧に仕上げる透き通ったスープのような味わいは格別です。ごくごくと飲むというよりはじっくり五感でお茶時間を楽しむことがおすすめ。
茶葉の様子
浅蒸しの茶葉です。日光を遮っているため、葉緑素が増え、濃緑が美しく光ります。
水色について

水色は透明な黄金色で、にごりが少ないのが特徴です。透明感のある水色がとても美しく、にごりのある深蒸しとは違った魅力があります。
(写真左が一煎目。右が二煎目。)
産地/生産者について
京都府の和束町は鷲峰山を挟み、宇治田原町の南側に接する町です。寒暖差があり、川霧が立ちやすい盆地というお茶に適した環境がここにはあります。川霧による天然の被覆を受けながらお茶の旨味をじっくりと育んだ『048 鳳春』。和束のテロワールを楽しむことが出来ます。
缶はこんな感じ
梅の花を思わせる色合いの茶缶。寒い冬が終わり、春の訪れを知らせるようです。
茶缶を開けると茶葉が銀のパッケージに梱包されて入っています。光や湿気が入ることも無く、安心です。はさみで開封してすぐの香りはフレッシュで濃厚。開封直後の濃厚な品種の香りを是非味わってみてください。
味わい |
甘味:★★ 苦味:★ 旨味:★★★
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合組 |
「鳳春」シングルオリジン |
産地 |
京都府「和束」 |
農園 |
西山 勝行
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標高 |
198m
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蒸し |
浅蒸し
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火入れ |
84℃ 4min
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備考 |
開封後は直射日光や湿度を避け、1か月を目安にお召し上がりください。 |