お菓子とお茶|世界を平和にするおやつ。ユーハイム「アッフェルバウム」と「012 あさつゆ」
2022年12月12日
おいしいお茶を淹れると、お茶菓子が欲しくなる。おいしそうなお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中で、ついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。
今回は、神戸在住のデザイナー・谷口まき子さんに、お菓子とお茶で過ごした時間について伺いました。
神戸元町本店「ユーハイム」
創業100年を迎えた、神戸を代表する老舗店「ユーハイム」。日本で初めてバウムクーヘンを焼いた、ドイツ人菓子職人の「カール・ユーハイム」から受け継がれ、今でも変わらない製法で作られているのがユーハイムのバウムクーヘンです。
ユーハイムはドイツ菓子の「自然に逆らわない」という考え方を元に、不要な添加物を使わない「純正自然」のお菓子作りを目指しています。
ロゴや手提げ袋に使用されている3色のカラーリングは、「純正材料(白)Pure」、「無添製造(赤)Passion」、「職人の系譜(黒)Pride」という意味が込められています。
本店・通販限定「アッフェルバウム」
今回ご紹介するのは、神戸元町本店とオンラインショップでしか手に入れる事の出来ない「アッフェルバウム」。箱を開けると大きなりんごが! アッフェルバウムは赤いセロファンで包まれていて、まるで本物のりんごのようなパッケージに心が踊ります。
まるいバウムクーヘンをカットすると、中には国産りんごのコンポートがまるまる一個入っています。バウムクーヘン生地はマイスターの手焼きで丁寧に焼き上げられていて、重なる層が美しい。
しっとりと焼き上げられた優しい甘さのバウムクーヘンと、シャクッとした食感とほのかな酸味のりんごのコンポートの相性は抜群で、香りも食感も楽しめます。
小さい頃からバウムクーヘンは“頂き物”として食べることが多かったので、自分で買って食べるという体験がとても特別なことに感じました。さらに大好きなりんごがまるまる1個入っているなんて!と、なんともおめでたい気持ちに。
重厚な旨味と香り「012あさつゆ」
『012 あさつゆ』は天然玉露の異名を持つお茶。しっかりとした旨味と香りがあり、特におすすめなのは、濃厚な香りを楽しめる二煎目とアッフェルバウムのペアリング。若草のようなお茶の香りと、りんごの爽やかな風味との相性は抜群です。
とろりとした舌触りは、バウムクーヘンをするりと胃に運んでくれるので、大きなアッフェルバウムもさらりと食べれてしまいます。
ユーハイムは「お菓子には世界を平和にする力がある Peace By Piece」というパーパスを掲げています。企業理念には、“「平和を創りだす人達は幸せである」というユーハイム夫妻の信念を大切に、お菓子を通して世界が平和になることを信じて、人が人をより幸せにする世の中の一員として、個人の成長を通して成長していきます。”と記載されています。
とっても素敵な考え方ですよね。お菓子を食べると幸せな気持ちになり、お菓子を食べながら怒っている人はいないはずです。だから、大切な人にプレゼントしたくなるのですよね。お茶にも、気持ちを落ち着かせたりほっこりとした気分にさせてくれる効果があります。
世界の平和を願い、美味しいお菓子とお茶でほっこりと幸せな時間を過ごしてみませんか?
お菓子に合わせたお茶
ユーハイム「本店・通販限定 アッフェルバウム」
価格 | 2,160円(税込) |
販売期間 | 通年 |
販売場所 | 〒650-0022 兵庫県神戸市中央区元町通1丁目4-13 神戸元町本店 もしくはオンラインストアで購入可能 |
営業時間 | 11:00-19:00 |
定休日 | 水曜日 |
電話番号 | 078-333-6868 |
URL | e-shop.juchheim.co.jp |
谷口まき子さん
webデザインや革小物の製作などをしているフリーデザイナー。兵庫県在住。夫と保護猫のゆげと暮らしています。美味しい物が大好きでよく食べ歩きをしています。Instagram:@makiko108 |