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作り手のことば「器づくりで大事にしているのは“アバウトなきっちり感”」陶芸家・大江憲一さんインタビュー
2025年02月21日

by 煎茶堂東京編集部
国内外の個展を中心に活動しつつ、趣味である釣りやファッションにも全力で取り組む、陶芸家の大江憲一(おおえ・のりかず)さん。
今回、煎茶堂東京で大江さんの作品をお取り扱いするにあたり、大江さんのお人柄、作品や陶芸に対する想いなどを伺いました。
大江さん、今回はよろしくお願いします。まずは、簡単なプロフィールを教えていただけますか。
よろしくお願いします。私は、1975年に愛知県で生まれました。1995年に愛知県立瀬戸窯業高等技術専門校、1997年に多治見市立陶磁器意匠研究所を修了。1999年に独立し、現在は岐阜県土岐市にて制作活動を行い、国内外の個展を中心に活動中です。
大江さんは陶芸を独学で習得したと拝見しました。師匠に師事しなかったことで得られた、強みや自分なりの哲学はありますか?
気になることがあれば、考えるよりも先にとりあえず手を動かす、ということでしょうか。石橋は叩かずに渡るタイプです。
大江さんの作品は使いやすいこともさることながら、どこか遊び心が感じられます。そうした遊び心には、どのような効果があると思いますか?
使う方や手に取る方にとっての効果はわかりかねますが、遊びを入れることで、自分の精神衛生上良いのではないかと感じています。きっちり作ることもできますが、どうも性に合っていないので。
大江さんは「釣芸家」を自称されるほど、釣りへの深い愛をお持ちですよね。釣りが作品づくりに生きている点があれば教えてください。
釣りをしに川へ行くことは「処方箋」だと思っています。釣りをする瞬間に、癒しやインスピレーションを受けているんです。魚、花、森、川、石などの自然が、作品づくりのインプットにもなっています。
大江さんは、器、釣り、ファッションなど、さまざまな趣味を全力で楽しんでいる印象があります。理想とする生き方や、人生の目標について教えてください。
自分の目の届く範囲でスモールビジネスをしながら、楽しく生きることです。
作品を作る工程の中で、大江さんが好きな工程と理由を教えてください。
ろくろを挽く時。指先に感じる土の感触がなんとも言えず好きなのです。
器を作る上で、一番大事にしていることは何ですか?
「アバウトなきっちり感」です。
最後に、大江さんが今後挑戦してみたいことを聞かせてください。
器づくりに関しては、去年(2024年)から始めた染め付けをもう少し極めたいと考えています。あとは、厳冬期の登山とテント泊にチャレンジしたいです。
大江憲一さんの作品
Instagram:@norikazooo Youtube(制作動画): |
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