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おいしさを引き立てる針葉樹の色。フじイまさよさんの器

2024年10月24日

by 煎茶堂東京編集部

アメリカ・カリフォルニアで陶芸を学んだ経歴をもつ、陶芸家のフじイまさよさん。

現在は福島県福島市の古民家で、自然の光や風、季節の移ろいがもたらすギフトを受け取りながら作品づくりを楽しんでいます。

今回はフじイさんの「シラビソ」シリーズから「ポット」「カップ」「片口抹茶茶碗」「八角菓子皿」「グリルプレート」をご紹介します。

「シラビソ」は、標高の高い所でのみ育つモミ科の針葉樹。細長い葉は艶やかな深いグリーン、樹皮は灰白色です。その樹皮からインスピレーションを受けて作品に落とし込んだのがこの作品たちです。

グレーがかったマットなグリーンの色みと、土の質感を残した表情と、素朴さがもつ悠然とした美をお楽しみください。

素朴さと用の美が光る「ポット」

約500ml入るたっぷりサイズのポット。フラットな蓋、広い注ぎ口からは、シンプルで無駄のない用の美が伺えます。

内側はステンレス製の茶こしがついています。ステンレスは匂いが付きづらく、汚れを落としやすいので、日々のメンテナンスがしやすくなっています。

持ち手は親指を添えやすいデザインになっており、持ち上げたときに安定感があります。

ぴたりと手になじむ「カップ」

中央のエッジにかけて、なだらかな曲線が印象的なカップ。手を添えると中央のエッジがぴたりとフィットし、扱いやすさに気づきます。細部にフじイさんの心遣いが感じられます。

お茶やコーヒーからお酒まで、ホットもアイスもお使いいただけます。ミルクを使うラテやチャイなどは色が映えるのでおすすめです。

お茶を飲みながら、落ち着きのある色合いと、釉薬の下からのぞく温かみのある土の質感を愛でたくなります。手で触れるだけで穏やかな気持ちになれますよ。

初めてのお抹茶に。「片口抹茶茶碗」

カジュアルに抹茶を楽しみたいときにぴったりな「片口抹茶茶碗」。見込み(茶碗の内側、底から中ほどまで)が広いので、茶せん(お茶を混ぜる道具)が振りやすく、おいしいお茶を点てることができます。

こちらも「カップ」と同じく、手を添えやすいエッジと曲線のフォルム。クリーミーな泡が点ったら、お好みの器に注ぎ分けて完成です。注ぎ口は水切れがいいので、仕草までエレガントに見えます。

また、簡易的なポットとしてティーバッグのお茶を楽しむのもいいでしょう。ぬるくなってもおいしい緑茶やハーブティーがおすすめです。

淡色のお茶菓子が映える「八角菓子皿」

凛とした八角形でありながら角が丸く、皿底は楕円というギャップが愛らしい「八角菓子皿」。

奥行きのあるシラビソのグリーンは、淡い色のお茶菓子を載せると輪郭がくっきりと際立ててくれます。ケーキに、大福、月餅。和洋中のジャンルを問わず、幅広くお使いいただけます。

「菓子皿」という名前からお菓子を載せたくなりますが、お惣菜を盛り付けるのにもぴったり。食材を切って焼いただけのシンプルな調理でも、ごちそうのように見せてくれます。

加熱して、そのまま食卓に出せる「グリルプレート」

肉や魚、野菜を盛り付けて、グリルやオーブン、トースターで加熱できる「グリルプレート」。焼き上がったら、そのままテーブルへ。熱々の料理をお楽しみいただけます。

※プレートを直接テーブルに置かず、鍋敷きなどを使用してください。

約幅29cm、奥行き16.5cmの大きさは、おもてなし料理の盛り付けにも重宝します。手の込んだことをしなくても、料理がパッと輝きますよ。

また、ひとり分のお茶菓子とカップを乗せて、お皿とトレイを兼ねたスタイリングも良さそうです。

大皿だからこそ使い道は無限大。日常から特別な日まで食卓に彩りを添えてくれます。

フじイまさよさんの作品

フードスタイリスト・鈴木愛

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