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アートのようなフォルム。多田佳豫さんの美しい器
2024年02月29日
by 煎茶堂東京編集部
パリ国立美術学校を卒業後、現代美術作家として活躍していた多田佳豫(ただ・かしょう)さん。現在は、神奈川県茅ヶ崎市で暮らしながら、アートとも呼べるような美しい器を作陶しています。
今回は、そんな多田さんの作品の中から「蓋椀」と「片口」、「茶杯」、「豆皿」の魅力をご紹介します。
セットでも、それぞれでも。「蓋腕」
淡い、色鮮やかな器を作ることの多い多田佳豫さんですが、今回は白で揃えた「淡雪シリーズ」として、まるで淡い雪のような作品を完成していただきました。
おもに中国茶をいれるための器「蓋椀」は、蓋・湯呑み・受け皿がセットになっています。多田さんは、「セットで使うお茶だけでなく、それぞれを分けてスープや料理などさまざまな用途に使ってもらえたら」という気持ちで作られているそうです。
お茶を淹れて飲んでみると、薄く仕上げた飲み口の口当たりに驚くはず。特別な時間を与えてくれるでしょう。
雪の結晶のような景色。「片口」
オブジェのようであり、官能的なフォルムの「片口」は、飾っておくだけでも美しい存在感があります。
すべすべしたマットな質感の釉薬は、「淡雪シリーズ」の特徴のひとつ。じっくり眺めると、釉薬の濃淡やムラが、まるで雪の結晶のようにも見えるのです。
中国茶をいれるときに一旦お茶を移す「茶海」として使うのもいいですし、それ以外に自由な発想で使ってみるのもいいでしょう。
お茶の時間をコーディネート。「茶杯」と「豆皿」
お揃いの「茶杯」と「豆皿」があれば、お茶の時間を素敵に演出してくれるテーブルコーディネートが完成します。
直径6.5cmの「茶杯」は、お酒をちびちび飲むのにもいい少量タイプ。中国茶や玉露のようなお茶を飲むのにぴったりで、細やかな味を楽しめます。
「豆皿」は直径9.5cmで、小さな和菓子やチョコレートをちょこんとのせるのによいサイズ。食事のときには、醤油皿としても活躍しそうです。3か所をさりげなくつまんだようなデザインが、アクセントになっています。