- 読みもの
- お買いもの
- TTJ
- 東京茶寮
- 私達について
-
作家名一覧
- 煎茶堂東京
- 樫原ヒロ
- 相馬佳織
- フじイまさよ
- 稲村真耶
- 児玉修治
- 小野陽介
- 高木剛
- 森岡希世子
- 石田誠
- ちいさな手仕事
- 光藤佐
- 須原健夫
- 淡海陶芸研究所
- 千田稚子
- 中村譲司
- 多田佳豫
- 北井里佳
- 齋藤有希子
- 酒匂ふみ
- 白鷺木工
- 秀野真希
- 林沙也加
- 作山窯
- 中里花子
- 村田匠也
- 荒賀文成
- 水野悠祐
- 南裕基
- 只木芳明
- 色原昌希
- 小宮崇
- 飯高幸作
- 三輪周太郎
- 横山拓也
- 亀田文
- 亀田大介
- 中村豊実
- 高橋禎彦
- SHISEI
- 松徳ガラス
- 村上雄一
- 黒川登紀子
- YŌKI
- 加藤かずみ
- 瀬戸國勝
- 阿部春弥
- シャンブリートリオ
- 入江佑子
- 三野直子
- 古谷宣幸
- 渡辺キエ
- 後藤睦
- 三浦ナオコ
- 濱岡健太郎
- 山田哲也
- WASHIZUKA GLASS STUDIO
- 李荘窯
- おじろ角物店
- 船串篤司
- はなクラフト
- 光泉窯
- 萩原千春
- 藤村佳澄
- 中原真希
- 堀宏治
- 広末裕子
- 文山窯
- 伊藤萠子
- 竹下努
- 角田清兵衛商店
- Eliu
- 紙上征江
- 天野千香
- 四十沢木材工芸
- 水野悠祐
シンプルで、ずっと使い続けられる。白鷺木工「木のコップ」
2024年01月25日
by 煎茶堂東京編集部
石川県を代表する漆器の産地・山中で、木工所として開業し、3代にわたって器を作り続ける白鷺木工(しらさぎもっこう)。美しい木目と滑らかな曲線の器は、原木を熟知した長年の経験と、繊細な職人技の賜物です。
今回は、そんな白鷺木工が生み出す「木のコップ」の魅力やおすすめの使い方をお伝えします。
キャンプシーンや、お子様にも。「木のコップ」
木目の美しい「木のコップ」。自然物から生まれるものだからこそ不規則な模様に仕上がり、目でも楽しめる小ぶりなサイズのコップです。ナチュラルと漆黒の二色でご紹介します。
白鷺木工が作るコップは、ずばり、薄くて軽くて美しい。大変シンプルなデザインですが、それゆえにろくろの技術の高さが際立ちます。
薄さにも驚きましたが、底の美しさにも注目してみてください。
指の腹で触ると、その滑らかさと接地面との切り替えの美しさに、うっとり。
「見た目より軽く」ろくろを挽くというのが白鷺木工の特徴。これは実際に手に持ってもらえると実感していただけると思うのですが、この技術の高さにもまた一つ、感動するポイントがあります。
真上から見るとその薄さが分かっていただけると思います。
白鷺木工 代表・戸田勝利さん曰く、木地を挽く時に一番重要なのは「刃物を作ること」だと言います。よく切れる刃を作ることが滑らかな仕上がりにつながるのだそう。
薄くしても割れない丈夫さは、「縦木」と呼ばれる木取りの方法で製造しているから。原木を輪切りにして平行に木取りしたものを使っています。そうすることで割れにくくなるのだとか。
「木のコップ」を持ってみると、ハッとするほど軽いことに驚かされます。飲み口も薄く作られているので飲み物を味わう時にストレスもほとんどありません。
さらに嬉しいのが、スタッキングできること。
収納に嬉しいのはもちろんのこと、キャンプやピクニックなど、割れ物を持ち歩きたくない、かつ荷物を少なくしたい時にもピッタリ!
割れない、熱くないのがポイントの「透明急須」とも相性ばっちりです。ぜひ合わせてお出かけしてほしいと思います。
カラーはナチュラルと漆黒の二色。お茶の色も含めて楽しみたいならナチュラルの方がおすすめですが、コーヒーやカフェオレなどはシックに決まる漆黒もいいですね。
キャンプやBBQ、ピクニックでのご使用や、小さいお子様のコップとしても。76mm×77mmと、お子様の両手で持ちやすいサイズでもあります。
お子様が使わなくなったその先も。限りある資源だからこそ、大事に使い続けられるのも素晴らしいポイントです。