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夏も、冬も似合う。小宮崇さんのガラス

2024年01月18日

by 煎茶堂東京編集部

ガラスといえば夏のイメージがありますが、小宮崇(こみや・たかし)さんが作るガラスは、夏だけでなく冬も似合う。

手のひらで優しく撫でると気持ちの良い、白化粧したようなガラスと、モノトーンの空間に似合う「トクサ」のグラスがオンラインに仲間入りします。

今回は、煎茶堂東京でのお取り扱いに伴い、小宮さんにお話を伺いしました。

水の色が透けて見える「白のうつわ」シリーズ

小宮さんが作る「白のうつわ」シリーズ。お茶の時間に手に取りたくなるようなアイテムを、シリーズの中から3つ選びました。

「白のうつわ」シリーズは、吹きガラスという技法で作るガラス作りの中でも特に難しい。それは、表面を白いガラスで覆いながらの作業となるために、厚みが目視で見えづらく、感覚が頼りになるからと教えてくれました。

片口は、お酒やお茶の時間にぴったり。白は光に当たると透けるほど淡く色付けられているので、液体を注ぐと中身がガラスを通して綺麗に反射します。

青みのある緑のお茶を注ぐとこんなにも美しい。思わずうっとりと眺めてしまいます。

「白のうつわ ちょこ」は、どんな飲み物でも合わせやすい大きさです。高さ65mm、幅80mmとある程度の大きさや深さもあるので、フルーツを入れたりヨーグルトを食べる時にもちょうどいいですよ。

小ぶりで可愛らしい見た目の「白のうつわ ぐいのみ」は、名前の通り日本酒と合わせても。先ほどご紹介した「白のうつわ 片口」とのセット使いは間違いのない組み合わせです。

容量が少なめなので、中国茶や緑茶の時間にも是非おすすめ。手に持って光に透かせば、美しい景色となるはずです。

ガラスのゆらぎが美しい「十角グラス」

一見、シンプルなグラスです。シンプルというのは一番難しく、個性を出そうとして作るものよりもその人の特性が表れると思います。

残すもの、残さないものがはっきりと見えるものが、シンプルなうつわです。

小宮さんの作るこの「十角グラス」は、置かれた立ち姿も美しい。湖の水面のような揺らぎは、眺めていると心が落ち着いていくよう。少し厚めに作られた底にも注目です。

厚く作られた断面は、ガラスの青が覗きます。

そして、サインやポンテ(吹き竿から別の竿に受け渡す工程で、接着剤代わりに少量のガラスを使って竿を器の底にくっつけた後、外した時にできる跡のこと)も見えます。手仕事の跡にも触れられるのが嬉しい。

シンプルに炭酸水やレモン水、お茶やアイスコーヒーなど、爽やかに喉を潤したい時にこのグラスがあれば、気持ちが良い。グラス一つで大げさかもしれませんが、手に取ってその涼やかさを是非体験してみてください。

販売開始:2023年01月24日(水)

フードスタイリスト・鈴木愛

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