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磁器にリネンの風合いを。文山製陶の布のような器。
2023年09月21日
by 煎茶堂東京編集部
400年続く有田焼で知られる佐賀県有田町で、昭和28年に創業した文山製陶(ぶんざんせいとう)。技術を次世代に引き継ぐとともに、日常生活を上質なものにする、こだわりのある作品づくりを続けています。
今回は、そんな文山製陶のブランド「ceramic mimic fabric」から、「グラス」と「片口」の魅力やおすすめの使い方をご提案します。
ちょっと1杯!を楽しめる。「グラス」
文山製陶を代表するブランド「ceramic mimic fabric」は、直訳すると「布のマネをした磁器」。そのユニークな名前のとおり、磁器でありながら表面はファブリックのような、独特な質感の器を展開しています。
ブランドコンセプトは「洗いこんだリネン(亜麻)を風になびかせたときの風合いを写しとった器」。
斬新な手法に見えますが、実はこれは文山製陶で代々伝わる「てびねり製法」を現代風に進化させて作られたもの。磁器の表面に、本物の亜麻の布を使って生地を“たたきしめる”ことで、布のシワ感を出しているのです。
「ceramic mimic fabric」のグラスシリーズの中でも、一番小さいのがこちらの「グラス」。冷酒をキュッと一杯飲むのにちょうどいいサイズです。
布目のシワによる風合いと、軽くて薄い磁器の質感で、キンキンに冷やした飲み物も、やわらかな冷たさを指先や唇に伝えます。
おもてなしのシーンの主役に。「片口」
冷酒用に作られた「片口」は、ぜひ「グラス」とセットでどうぞ。まるで布から注いでいるかのように流れ出てくる美しさは、おもてなしのシーンで目を引くこと間違いなし。
表面のシワ加工により冷たさが長持ちするので、お酒以外にも、氷を浮かべたお茶を注いでサーブしても素敵そうです。
手仕事ゆえに布のシワの模様は一つひとつ異なり、磁器とは思えない薄さと軽さ。一般的な食器と比べると重さは約半分で透けるほどの薄さですが、日常に使用できる強度を兼ね備えています。
今回は、どちらも潔いシンプルな白が美しい「プレーン」と、縁にプラチナをあしらった凛とした印象の「プラチナ」の2種をそれぞれご用意しました。パッケージの箱も洗練されているので、特別な人へのギフトにもおすすめしたい一品です。