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モダンデザインと工芸品のハイブリッド。中原真希さんのお茶の道具

2023年08月31日

by 煎茶堂東京編集部

女子美術大学を卒業後、インテリアデザイン事務所勤務を経て、工芸の世界に飛び込んだ中原真希(なかはら・まき)さん。

陶芸家として独立し、長崎県にて築窯後は、天草陶石を原料とした磁器作品の制作や、オーダーメイドの作品づくりを続けています。

今回は、そんな中原さんの作品の一部をご紹介します。

ねじり模様が主役。「急須 スパイラル」

煎茶堂東京からのオーダーで誕生した200ccサイズの急須。以前から中原さんが制作していた350ccと、中国茶サイズの小さな急須の間というリクエストに応えていただく形で完成しました。

白磁をマットな質感に仕上げ、急須の表面はねじったような存在感のあるデザインに。右手でサービスする際、お客さま側にスパイラル模様がよく見えるようにできているそうです。

モダンでシンプル。「急須 フラット」

「急須 スパイラル」のスパイラル模様がなく、表面をフラットにしてよりシンプルに仕上げた「急須 フラット」。大きめな丸い持ち手が、愛らしさをプラスしています。

むだを削ぎ落としたモダンなプロダクトデザインといった趣で、合わせる茶器を選びません。お盆や湯呑みなどとの、組み合わせを楽しんでみて。

急須と合わせたい「湯呑」と「茶杯」

急須と質感を合わせてそろえるなら、白磁の「湯呑」もぜひ一緒に。お茶を入れる道具に統一感が生まれ、スタイリッシュなテーブルコーディネートが叶います。

一方、やさしいニュアンスカラーの「茶杯」は、白磁ではなく「象牙」というカラー名の磁器。やや黄みがかった温もりのある色を、つやつやきらめく釉薬で仕上げています。背の高い筒のような形は、お茶を飲んだ後に香りを聞く「聞香杯」としても。

中原さんの作品は、どれも奇をてらったデザインではないのに存在感があるのが特徴。デザイナーとして仕事をしていたこともある中原さんだからこそ作れる、どこかベーシックだけれどもスタイリッシュな器の数々は、飽きることなく長くお使いいただけます。

販売開始:2023年9月06日(水)

フードスタイリスト・鈴木愛

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