料理家・中川たまさんオススメ!1ステップチーズレシピ
2021年10月08日
素材、気候、作り手の技、発酵、熟成、さまざまな条件を重ね合い、多様なおいしさを歴史の中で生み出してきた「チーズ」。
複雑な香りと味わいを持つチーズは、ほかの食材や飲み物とペアリングさせることでその味わいを幾重にも重ねることができるのです。チーズが奏でる味わいのハーモニー、その秘密を掘り下げていきましょう。
お茶の定期便「TOKYO TEA JOURNAL」VOL.29では、そのまま食べてもおいしいチーズを、少しだけ手間をかけて、とても素敵なひと皿に。料理家の中川たまさんと、編集部のおすすめを少しだけご紹介します。
教えてくれたのは…中川たま(なかがわ・たま)さん
「TOKYO TEA JOURNAL」VOL.25でも、素敵な果物のお話とレシピを教えてくれた、料理家の中川たまさん。旬の果物とチーズの組み合わせは、おつまみにも、デザートにもおすすめだそう。
いちじくのブルーチーズがけ
おつまみや前菜におすすめなのが、旬の「いちじく」と「ブルーチーズ」の組み合わせ。酸味が少なく、優しい甘さのいちじくが、塩気の強いブルーチーズを受け止めてくれます。あっさりとしているいちじくは、マスカルポーネなどフレッシュチーズと合わせるとデザートのひと皿になります。(中川さん)
シャインマスカットのモッツァレラサラダ
秋の果物の代表、ぶどうの中でも特に甘くておいしいシャインマスカット。ここにミルキーなコクとほのかな酸味のバランスがよいモッツァレラチーズを合わせれば、リッチなサラダに。モッツァレラは食べやすいサイズに手でちぎり、塩とオリーブ油を加えてざっと合わせましょう。(中川さん)
キャラメルチーズトースト
輸入食材店などでも見かけるようになった「イエオスト」は、山羊の乳のホエーにクリームを加えて煮詰めたもの。別名「キャラメルチーズ」というだけあって、まさに塩キャラメルのような甘じょっぱく濃厚なおいしさ! クラッカーなどにのせて食べるだけで十分おいしいですが、パンとともにトーストすれば、さらに甘味が増してやみつきのおいしさ。朝ごはんにもぴったりです。(編集部)
モッツァレラチーズの梅肉あえ
モッツァレラチーズのコクを梅肉でさっぱりとさせると、ちょっとした小鉢料理に変身します。甘めの梅干しを叩いてペースト状にして、食べやすくちぎったモッツァレラチーズと和えます。しょっぱめの梅干しなら、少しまとわせる程度の量だとバランスがよくなります。(編集部)
クリームチーズのおかか醤油
和の食材にもすんなりとなじんでくれるのがクリームチーズ。さいの目に切ったクリームチーズをおかかと醤油で和えるだけで、日本酒にも合いそうなおつまみが完成! チーズのコクと、おかかと醤油の旨味を組み合わせることで、さっぱりとしながらも深みのある一品になります。お茶請けにもおすすめ。(編集部)
このインタビューは「TOKYO TEA JOURNAL」VOL.29に収録されています。
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