【試飲茶会】2021年3月販売のシングルオリジン煎茶4種を飲み比べしてみました!

2021年02月25日

by 煎茶堂東京編集部

煎茶堂東京で取り扱っているシングルオリジン煎茶は50種類以上。(2021年3月時点)その中でも、通年販売している茶葉と、期間を限定して販売している茶葉があります。

今回は、2021年3月に期間を限定して販売しているシングルオリジン煎茶4種をご紹介!煎茶堂東京 銀座店・店長/李(り)と、煎茶堂東京デザイナー/神(じん)が試飲してお茶会を行った様子を写真と一緒にお伝えします。

「たくさん種類があるけどどんな味なの?」「どう違うの?」「私が好きなお茶はどういうもの?」など、お茶を選ぶときの参考にご覧ください。

オンラインで初の、お茶の試飲茶会。「最近どう?」「今日はこんなお茶飲んだ〜」など近況報告からスタートしました。お茶会の準備をしながらの最初のトークテーマは「朝って何飲んでる?」。

神:
「わたしは本当に朝イチだと“白湯”ですね。沸騰してから15分弱火にかけたものを最初に飲みます。で、仕事を初めて30分くらいしたらbreakfastという名前のあっさりした紅茶。休憩早め(笑)」


李:
「私も朝はカフェイン弱めのものから飲みますね。コーヒーも好きだけど、ずっとは飲めない。ので、あっさりしたものから飲んでいきましょう!」

浅蒸しの名産地川根の天空の茶園で取れる「009 おくひかり」

「009 おくひかり」どんなお茶?

静岡県の大井川流域の奥地、川根という産地は最高品質の浅蒸し茶を生産することで全国に名を轟かせる産地です。そこの天空の茶園という特に標高の高い畑で作られたのがこの「009 おくひかり」。キラキラと輝くような、磨かれた味わいが特徴です。

李:
「まずは「009 おくひかり」から。70℃、120㎖、1分20秒の基本の淹れ方で淹れてみました。すっきりした味わいなのでたっぷり飲めるお茶ですね。

コーヒーとか深蒸し茶みたいな味の濃い飲み物はたくさん飲むと気持ち悪くなってしまうので、仕事中にスルスル飲むならおくひかりみたいなあっさりしたお茶がいいですね。」



神:
「私は急冷茶で淹れてみました。三寒四温のちょうど今頃、ちょっと暑い日もあるじゃないですか。そんな日に香りが良くて喉当たりも良い、おくひかりみたいな急冷茶が欲しいんですよね。気分も変わります。」

李:
「急冷茶いいですね!私も二煎目を急冷で淹れてみようかな。香りはお湯で淹れる方が楽しめるけど、急冷は更にすっきりします。」


神:
「いいと思います!二煎目だと濃く出るし、一煎目と違う淹れ方で淹れるの楽しいですよね。」

埼玉県の中で狭山茶の生産量1位を誇る入間の「010 ふくみどり」

「010 ふくみどり」どんなお茶?

「010 ふくみどり」は香りがよく渋味のあるお茶。後から香る若草のような華やかな香りは、「萎凋(いちょう)」と呼ばれる摘んだあとにわざとしおれさせる工程をすることで現れる、香気成分によるものです。

李:
「次は「010 ふくみどり」どうですか?私はふくみどりを高温で淹れるのが好きなので、一煎目から高めの80℃くらいで淹れます。まろやかなお茶よりも渋みのあるお茶が好きなので、淹れ方も渋みをあえて出す方法で淹れることが多いです。」


神:
「ふくみどり大好きです。私は基本の淹れ方で70℃のお湯で淹れますね。ふくみどりは個人的に生洋菓子に合わせるのが好きです。生クリームとかバターの香りに、このくらいの渋さと花の香りとのペアリングが本当に好き。」


李:
「私もお菓子と一緒に合わせるお茶の時間に飲みたいです。この前ジャムパンと合わせました。フルーツとも合いますね。でも、お店でお客様にお出しする時、渋いと感じる人も多いんです。」


神:
「確かに、飲んだ後味に一瞬渋みの山がきますよね。それが好きなんですが。」

幾重にも複雑に織りなす高貴な香りに魅了される「044 うじみどり」

「044 うじみどり」どんなお茶?

「044 うじみどり」は玉露です。旨味がありながらもすっきりとした飲み口が上品な味わいが特徴。煎茶堂東京のお茶の中では、旨味の方に位置づけられるお茶なので、玉露がお好きな方に飲んでいただきたいお茶です。

李:
「次は玉露の「044 うじみどり」を。…わあ!いま封をあけたのですごい濃厚な香りです!」


神:
「香りいいですね。海苔っぽい。本当に綺麗な茶葉ですよね…うっとりする。」


李:
「私は基本の淹れ方の70℃、120㎖、1分20秒で淹れてみますね。水色が薄くて綺麗……でも味は玉露の旨みがしっかり出てます。煎茶堂東京でいくつかある玉露の中でもややスッキリしてるかな?玉露初心者に提案したいですね。」


神:
「私は氷出しを仕込んでました。ギュッと濃縮された味わいで飲んでみます。小さめのグラスに入れて目でも香りでも味でも楽しめる。「018 うじひかり」も同じ宇治田原ですが比べてどうですか?」

李:
「うじひかりよりはあっさりしてるかな…うじひかりはもっとパンチがある品種に感じます。

うじみどりは、和三盆と合わせて、集中力が切れた時に飲みたいです。脳みそにガツンと刺激を与えたい時。二煎目は炭酸で抽出してみます。」

神:
「お茶をたくさん飲んだから変わりダネを(笑)炭酸で抽出するとちょっと華やかさを感じますね!お茶のシーンを想定するの楽しい。ここぞ!って時に玉露飲むのかっこいいですね。」

鼻腔に広がる香り・味の奥行きが格別のクオリティ。「048 鳳春」

「048 鳳春」はどんなお茶?

「048 鳳春」は際立つ上品な旨味が特徴。苦味が少なく、じわっと広がる旨味の余韻が心地よいお茶です。煎茶堂東京のお茶の中では、旨味の方に位置づけられるお茶なので、旨味がお好きな方に飲んでいただきたいお茶です。

神:
「最後は「048 鳳春」ですね。TOKYO TEA JOURNALのVOL.22でレシピを紹介してます。チョコ、ブランデー、お茶とのトリプルペアリング。チョコ食べて、ブランデー飲んで、その後にお茶を口に含む。」


李:
「面白そう!鳳春って他のお茶にはない個性を持っているお茶ですよね。魚のおだしのような凝縮された香りと味わいを感じます。チョコとブランデーと合わせたらどうなるんだろう?これ、お茶漬けにしてみてもいいかも。」


神:
「チョコとの組み合わせ是非やってみてください。鳳春のライナーコピーに“透き通ったスープのよう”っていう一文がありますけど、野菜っぽいような…そんな感じですよね。野菜と魚、全然違うけど(笑)

感じ方が人によって違うのも面白いですね。お茶漬けもやってみたい!ぬま田海苔さんの海苔があるのでやってみます」

李:
「お店でも“変わったお茶”を求めるお客様が多いので、次からは鳳春を紹介します!」


神:
「確かに人によるかもしれませんが煎茶堂東京の中ではかなり個性の強いお茶ですよね!鳳春のお茶漬け、美味しいですよ!私は好きです。出汁っぽい。スープっぽい。ご飯と一緒に飲むお茶としてもいいですね。」

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