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静物画から抜け出したような美しさ。紙上征江さんの器。

2023年11月30日

by 煎茶堂東京編集部

大阪府・大東市で作陶している、紙上征江(かみうえ・まさえ)さん。元々、絵画を学んでいたというご本人の経歴が作品にも投影され、「西洋の静物画に出てくるような器」とも表現されることがあるようです。

ヨーロッパのアンティークを見立てたような紙上さんの器は、気品があり、どこか異国の非日常的なスパイスを食卓に与えてくれます。

今回は、そんな紙上さんの作品のなかから「ゴブレット」、「カップ」、「MAHOROBA リム皿」をご紹介します。

非日常をテーブルに。「ゴブレット」

ゴブレットとは脚と土台が付いたグラスのこと。ワイングラスよりも脚が短く、容量も多めなので、気兼ねなく使えると人気です。そんなゴブレットグラスを陶器で作ったのが、紙上さんのこちらの作品。

華奢なくびれが美しい「ゴブレット」は、テーブルに置くだけで華やかな雰囲気に。洋のコーディネートに限定することなく、和の器と合わせてもお楽しみいただけます。おもてなしのシーンでも活躍すること間違いなしです。

ワインを飲むだけでなく、冷やしたお茶や紅茶を注いでも気分が上がります。飲み口が広いので、フルーツやアイスクリームを盛り付けても素敵な一品に。

アンティークのような佇まい。「カップ」

「ゴブレット」と同じく、つややかな白い釉薬をまとった「カップ」です。ヨーロッパのアンティークカップのような上品さがありながら、たっぷり入る容量で実用性もあり。

一般的にカップ&ソーサーにあるカップのようなデザインですが、こちらはソーサーなしでマグカップのように使えるのも洒落ていますね。

錆びたような質感を楽しむ。「MAHOROBA リム皿」

「ゴブレット」や「カップ」とは、がらりと印象が変わるのが、紙上さんのMAHOROBAシリーズ。そのなかで、今回お取り扱いするのが「リム皿」です。

MAHOROBAは、錆びた金属のような風合いで、ざらっとした質感が特徴。黒土をベースにブレンドした土を使い、表面には鉄分と顔料を塗りこんで焼きしめて作っているのだとか。光の加減でいろいろな表情を見せるので、使う時間帯で印象も変わります。

直径約15cmの5寸皿は、取り皿としても使い勝手のいいサイズ。重厚感のある質感と、太めのリムの効果で、どんな食材やお菓子でも、のせるだけでたちまち絵になる一枚です。

販売開始:2023年12月6日(水)8時

フードスタイリスト・鈴木愛 

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