
シンプルを追求した「WASHIZUKA GLASS STUDIO」のガラス作品
2023年04月20日

by 煎茶堂東京編集部
富山県を拠点にガラス制作をしている「WASHIZUKA GLASS STUDIO」の鷲塚貴紀(わしづか・たかのり)さん。富山といえば「薬売り」ですが、実は「ガラスの街」と呼ばれることも。戦前は薬のガラス瓶を製造する工場が並んでいたことから、そう言われたのだそう。
そんなガラス文化に幼い頃から慣れ親しんだ鷲塚さんが作る「ashitsuki short」「ashitsuki wide」「dish small」「dish large」の魅力や、おすすめの使い方をご提案します。
注ぐだけでワンランク上の飲み物に。「ashitsuki short」
「WASHIZUKA GLASS STUDIO」は、ハンドメイドで日用品を作るガラスブランド。「毎日を心地よく暮らすために、シンプルで目立ちすぎない、平凡なガラスを作っています」と、鷲塚さん。
「ashitsuki short」は、何を入れても絵になるグラス。ビールやワイン、ソーダ、お茶などを注げば、気分が上がっていつもの味が何倍もおいしく感じられます。
手吹きならではの揺らぎがありながらもクラフト感は控えめで、シャープで凛とした美しさも魅力。フルーツとクリームを交互に入れて、ミニパフェの器のように使っても愛らしいフォルムです。
デザートにぴったり。「ashitsuki wide」
「ashitsuki wide」は、「ashitsuki short」より少し背が低く、その名のとおり幅がかなりワイドなシルエット。ガラスと脚の部分のバランスが絶妙で、食卓にあるだけでおしゃれ感を演出できる器です。
口径が大胆に広いため、どんなものを入れても相性よし。ヨーグルトやアイスクリーム、コーヒーゼリーやプリンなど、デザート系はなんでも似合います。夏には冷製スープを入れると涼しげで、素敵なコーディネートが完成しそうです。
ミニマムなプレート皿。「dish small & large」
「dish small」と「dish large」は、シンプルを追求したガラスのプレート。表面を炎で焼成していることで、ほんのりと黄色いガラスになっていて、温かみも感じられます。
smallは小さな焼き菓子や、料理に添える薬味などにぴったり。Largeは取り皿に適したサイズ。フルーツやサラダ、ゼリーなどをのせれば、瑞々しい色鮮やかさが際立ちます。
販売開始:2023年4月26日(水)8時
フードスタイリスト:鈴木愛