017 香 「FUJIEDAKAORI 藤枝かおり」
香り高いアロマなお茶の時代を牽引する存在。インドの血統によるジャスミンのような高貴な香り。
甘味:★★ 苦味:★★★ 旨味:★
『017 藤枝かおり』の味わいと香りは?
『017 藤枝かおり』は、ジャスミンのような香りのするお茶です。これは、「萎凋(いちょう)」と呼ばれる摘んだあとにわざとしおれさせる工程をすることで現れる、この品種の香りです。
日本茶からジャスミンの香りがするなんて、驚きですよね。香料の添加などは一切しておらず、茶葉そのものが持つ香りの個性です。華やかな香りのあとに残る心地よい苦味の余韻はしっかりとした日本茶の味わい。
煎茶堂東京のお茶の中では、香りと苦味の方に位置づけられるお茶なので、ハーブティなどの香りがお好きな方に飲んでいただきたいお茶です。
おすすめのレシピ

アレンジティーレシピとも相性の良い『017 藤枝かおり』。心地よい微発泡茶レシピがおすすめです。炭酸で直接抽出するので、程よい微発泡感が心地よい刺激になります。
三煎目にはライムをキュッと絞って。起き抜けの体に爽快なリフレッシュモーニングを。
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今回紹介するレシピは、ジャスミンのような香りがする「017 藤枝かおり」で作る微発泡茶。合わせるのは作山窯の夏を感じる…
何と合わせる?
香り高い華やかな『017 藤枝かおり』は、洋菓子との相性も◎。ティータイムをする方、お菓子作りがお好きな方にオススメです。お茶の苦味が洋菓子の甘さをさっぱりさせるので、洋菓子に飽きることなく、次のひと口も新鮮に楽しめます。
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こんなシーンにおすすめ
香りが特徴の『017 藤枝かおり』は、一般的にイメージする日本茶とは一味違います。最初にふわっと香るオリエンタルな香りはまるでジャスミン。交配にインド血統の品種が入っているので、このような香りになったのです。茶葉本来の個性を楽しみたい方や、普段ジャスミン茶やハーブティを飲む方にもおすすめしたい品種です。
茶葉の様子
『017 藤枝かおり』は力強い見た目の浅蒸しの茶葉。萎凋させたことにより、やや鈍い緑色になっています。抽出した時にベストな味や香りになるように、1つ1つの工程を機械で管理しています。
水色の様子

水色は透明な黄金色で、にごりが少ないのが特徴です。透明感のある水色がとても美しく、にごりのある深蒸しとは違った魅力があります。一煎目と二煎目の見た目はさほど変わらずとも、香り高いのは一煎目。二煎目は煎茶らしい苦味を楽しめ、すっきりとしています。(写真左が一煎目。右が二煎目。)
産地/生産者について

静岡県藤枝市の茶園は山間地にあることが多く、 朝と晩に川霧に包まれます。日差しが柔らかで、昼夜の寒暖差が大きく、香り高い銘茶の産地です。作業をするには大変な急傾斜地で杉村さんの作る『017 藤枝かおり』ははぐくまれています。
土壌改良や品種はもちろん、虫が茶葉に与える影響にも詳しく、茶畑を見学させていただくと美味しいお茶への研究を繰り返していることが伝わります。
味わい |
甘味:★★ 苦味:★★★ 旨味:★ |
合組 |
「藤かおり」シングルオリジン |
産地 |
静岡「藤枝」 |
農園 |
杉村製茶(杉村 金光) |
標高 |
58m |
蒸し |
浅蒸し |
火入れ |
92℃ 16min
|
備考 |
開封後は直射日光や湿度を避け、1か月を目安にお召し上がりください。 |