051 香 「 SHOUJU 松寿 」
極早生の品種で初物として市場に登るスピードスター。
香りと舌の上で横に広がるバター香が特徴的。
甘味:★ 苦味:★★ 旨味:★★★
『051 松寿』味わいと香りは?

『051 松寿』はスイートコーンのような香りと舌の上で横に広がるバター香が特徴。苦味が少なく、鼻先に漂う香りにうっとりするお茶です。煎茶堂東京のお茶の中では、旨味の方に位置づけられるお茶なので、旨味がお好きな方に飲んでいただきたいお茶です。
おすすめのレシピ

煎茶は淹れる時のお湯の温度や抽出時間、飲む時の温度によって味わいが変化するのが特徴です。
低温で淹れると甘みや旨味が、高温で淹れるとキリっと苦み渋みが際立ちます。ご自身のお好みの味を見つけてみましょう。
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何と合わせる?

乳製品を感じさせる香りの『051 松寿』には、たっぷりシナモンが練りこまれたシナモンロールを。シナモンのスパイシーな香りとお茶のバターやミルクの香りが合わさって、口の中は濃厚な幸せに包まれます。
こんなシーンにおすすめ

種子島にしかない希少品種である松寿。種子島家の女殿様「松寿院(篤姫の伯母)」から松寿(しょうじゅ)と名づけられました。
歴史に思いを馳せながらお茶を飲む時間も優雅です。
茶葉の様子
濃緑が美しく光ります。針のようにピンと伸びた浅蒸しです。ここまで美しい茶葉を製造することができる農家はごく稀で、完成度が非常に高いです。
水色について
水色は透き通る黄金色で、にごりが少ないのが特徴です。透明感のある水色がとても美しく、にごりのある深蒸しとは違った魅力があります。(写真左が一煎目。右が二煎目。)
産地/生産者について
『051 松寿』は鹿児島県の種子島で作られているお茶です。茶産地の中でも特に温暖な種子島の一番茶は、3月下旬から4月25日頃まで収穫されます。「茶摘み」という歌には「夏も近づく八十八夜~♪」という歌詞がありますが、これは立春から数えて88日目の5月初旬に一番茶の茶摘みをするということ。
霜害を心配する地域がある3月に収穫が始まるなんてまさにスピードスター。煎茶堂東京がその年最も早く買い付けた初物です。
味わい |
甘味:★ 苦味:★★ 旨味:★★★ |
合組 |
「松寿」シングルオリジン |
産地 |
鹿児島県「種子島」 |
農園 |
種子島茶生産組合 |
標高 |
124m |
蒸し |
浅蒸し |
火入れ |
74℃ 10min |
備考 |
開封後は直射日光や湿度を避け、1か月を目安にお召し上がりください。 |