032 旨 「TSUYUHIKARI EI つゆひかり 頴娃」
濃厚な旨味と太くずっしりとした味わいが鹿児島南部を思わせるパワフルなお茶。ガツンと行きたいときに。
甘味:★★ 苦味:★★★ 旨味:★★★
『032 つゆひかり 頴娃』味わいと香りは?
『032 つゆひかり 頴娃』は濃厚な旨味と華やかな香りのするお茶です。1970年代に華やかな香りの「静7132」という品種を母親に、旨味の強い「あさつゆ」という品種を父親として交配された品種の為、濃厚な味わいを楽しめます。煎茶堂東京のお茶の中では、旨味の方に位置づけられるお茶なので、旨味たっぷりのお茶がお好きな方に飲んでいただきたいお茶です。
012 ASATSUYU あさつゆ (50g)
重厚な旨味と香りから天然玉露と称される品種。穀物感のある太い味わいは凝縮したスープのよう。甘味:★★★ 苦味…
040 SHIZU7132 静7132 (缶)
爽やかな桜の香りが楽しめる品種とされ、香りを引き出すために新茶の収穫時期からしばらく寝かせておいた逸品。
おすすめのレシピ

夏の暑い日には今すぐ冷たいお茶が飲みたい!そんなときは、急須で出したお茶をすぐにロックアイスで冷やす急冷式がおすすめ。ガラスサーバーなどにロックアイスを入れ、お茶を注いでくるくるとまわして冷却。グラスに注げば、キレイな薄緑色のドリンクが完成です。
いちばん手軽な冷茶。温かく淹れて氷で冷やす、美味しい急冷のお茶淹れ方レシピ
温かいお茶(基本のレシピはこちら)の次は、冷たいお茶にもぜひトライしてみてください。美味しく淹れたお茶を、氷
何と合わせる?
初夏に旬を迎える美味しい魚として人気のイサキ。同じく6月頃に旬を迎える実山椒と合わせるのがおすすめ。ここに、元気いっぱいの華やかで力強いお茶『032 つゆひかり 頴娃』を。冷茶にしても味香りに優れ、醤油と山椒の効いた味わいにも負けません。
こんなシーンにおすすめ
和の素材との相性が良いので、鰹や昆布の出汁を効かせた和食、特に醤油や味噌を使った煮物との相性が抜群。冷茶で食事中に口の中をさっぱりさせたり、温茶で食後の水菓子と合わせたり。食事中に緑茶が欠かせない方へのプレゼントにもおすすめです。
茶葉の様子
目の細かい深蒸しです。収穫前に茶葉に覆いをして日光を遮ることで、より旨味を凝縮しています。太陽を求め葉緑素を増やす為、茶葉の色は濃緑が光ります。
水色について
一煎目は微粉が少し混じる黄緑色。旨味や香りを楽しめます。深蒸しの特徴的な濃い緑色が出るのは二煎目。苦渋味も出てしっかりと骨太な味わいになります。
(写真左が一煎目。右が二煎目。)
産地/生産者について
鹿児島県は緯度が低く、逆に太陽の高度が高いという地域特性があります。地面や葉が受けるエネルギー量が大きくなる為、茶の木の成長が促進され、それゆえに葉は固くなりやすい為、深蒸しで作られるのが鹿児島県のお茶の特徴です。
生産者の健一郎さんはハサミの入れ方にこだわり、芽重型の男らしいお茶づくりをポリシーとしています。『001 はるもえぎ』の生産者である康介さんいわく「健一郎さんは、芽重型のお茶づくりをこの地域に広めた先駆者」だそう。頴娃の地域の若い世代が交流をはかり、活気づいているのを感じます。
味わい |
甘味:★★ 苦味:★ ★ ★ 旨味:★★
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合組 |
「つゆひかり」シングルオリジン |
産地 |
鹿児島「頴娃」
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農園 |
下窪勲製茶(下窪 健一郎)
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標高 |
222m
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蒸し |
深蒸し |
火入れ |
93℃ 10min
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備考 |
開封後は直射日光や湿度を避け、1か月を目安にお召し上がりください。 |