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夏のレシピ。「056 やぶきた 臼杵」と冷やししるこ

2021年08月17日

by 神まどか

煎茶堂東京・東京茶寮/デザイナー 青森県生まれ。最近の趣味は中国茶と茶道具収集です。

日本茶の代表的な品種である「やぶきた」。大分県の臼杵市で作られる「056 やぶきた 臼杵」は、しっかりとした渋みが感じられる日本茶らしい味わい。この渋みはやはり和菓子と合わせるのが王道です。 冷たくてもしっかりと小豆の旨味が感じられるあんこと、つるりとした白玉の口当たりの冷やししるこ。このお茶と一緒にいただくと、心から「日本に暮らしていて良かった!」と思えてきます。クーラーの効いた室内もいいけれど、縁側でいただきたくなるペアリングです。

夏のレシピ。「056 やぶきた 臼杵」と冷やししるこ

霧深い地域である大分県臼杵市は、穏やかな気候がお茶栽培に適した土地。霧が発生しやすく、天然のヴェールのように日光を遮るため、適度な渋みと甘味の香りよいお茶になるのだそう。

やぶきたらしい上品な香りとともに、鮮やかなグリーンが特に美しく、ぜひガラスの器に淹れて目でも楽しんでほしいお茶です。

<材料>

茶葉「056 やぶきた 臼杵」 4g
お湯(一煎目)60℃ 120ml
お湯(二煎目)80℃ 120ml

<淹れかた>

【1】一煎目を淹れる

急須に茶葉を入れ、60℃のお湯120mlを注ぎ、1分30秒蒸らしてガラスサーバーに注ぎます。

【2】二煎目を淹れる

急須に80℃のお湯120mlを入れ、20秒蒸らしてから【1】に注ぎ足します。

【3】グラスへ注ぐ

グラスに注ぎ分けて、完成。ひんやり冷たい“冷やししるこ”と一緒にいただきます。

やや低めの温度で抽出することで渋みが出すぎず、上品な香りが楽しめるレシピ。あんこの甘味をさわやかにする適度な渋みとさわやかな香りは絶品。ぜひお試しください。

使用した茶葉はこちら

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このレシピは「TOKYO TEA JOURNAL」VOL.28に掲載されています。VOL.28のテーマ「光と色とガラス」の特集はこちらからご覧いただけます。

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