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子どもと楽しむお茶時間「茶育」のすすめ

2020年07月08日

by 煎茶堂東京編集部

お家で過ごす時に、子どもと一緒に日本茶を淹れる時間を楽しんでみませんか? ペットボトルやパックで淹れるお茶が主流な今、実際に茶葉を手に取ることは子どもにとって貴重な体験。茶葉に触れ、お湯を注ぎ、その水色と香りを感じながらお茶を味わえば、子どもは五感でその違いについて学ぶことができます。 煎茶堂東京のお茶はシングルオリジンのため、地域や加工法による茶葉の違いを知る「茶育」に最適。 こちらでは、茶育におすすめの透明急須やブレンドキットと合わせ、加工法で異なる茶葉のの味についてご紹介していきます。

子どもと茶育で新発見「茶葉」の個性とその美味しさ

茶葉は産地や品種、加工方法によって見た目や香り、そして手触りが異なります。その違いや製法は、案外大人でも知らないもの。実際にお茶を淹れてみることで、新たな発見と驚きに出会うことができます。

例えば、お茶は水色(すいしょく)といって種類ごとにお湯を入れた時の色合いが異なります。また、茶葉の見た目も全てが同じではありません。その他、味(味覚)、香り(嗅覚)、茶葉の手触り(触覚)のように、茶育では五感を使ってお茶について学ぶことができるのです。

特に見た目と香りに大きな変化をもたらすのが、茶葉の加工方法。代表的な茶葉の加工方法は、「浅蒸し」「深蒸し」「玉露」「釜炒り」の4種類です。まずはそれぞれの特徴について見ていきましょう。

浅蒸し茶葉

浅蒸し茶葉とは、その名の通り短い蒸し時間で仕上げた茶葉のこと。摘み取った茶葉の形がしっかりと残り、美しい黄緑色の水色が特徴です。摘みたての茶葉のように、香りはさわやかですっきり。ゆっくりと旨味を抽出する水出しにもおすすめの煎茶です。

深蒸し茶葉

深蒸し茶葉は、長時間蒸すことで味のまろやかさを引き出した茶葉です。浅蒸し茶に比べ茶葉は細かく、水色は濃い緑色。甘みや旨味とともに、お茶本来のほどよい渋みを感じることができる煎茶です。

玉露

玉露とは、新芽の出始め、もしくはお茶を摘み取る前の約20日間以上、茶葉に覆いをかけ日光を遮る「被覆栽培」を行った日本茶のこと。日光を遮断することで茶葉の中の旨味成分「テアニン」が増加し、甘みとコクのある味わい深いのお茶ができあがります。「覆い香」(おおいか)と呼ばれる繊細な香りが魅力的な日本茶です。

釜炒り茶

釜炒り茶とは、摘み取った茶葉を釜でじっくりと炒って仕上げたお茶です。茶葉を蒸す煎茶と異なり、茶葉はくるんと丸まった形状。金色にも近いややしぶめの水色が特徴です。釜香(かまこう)と呼ばれる軽やかで香ばしい香りと、まろやかな甘みを感じることができます。

「煎茶パック(お試しサイズ)」で気軽に飲み比べ体験を

茶葉の特徴の違いを知った上で、ぜひ試して頂きたいのが飲み比べ。

ですが、それぞれの茶葉を個別に購入していくと飲みきれなかったり、そもそもどんな茶葉を買うのが良いのか分からない…という方も多いはず。そんな方にぜひおすすめしたいのが、茶葉を1回分ずつ個包装にしたお試しサイズ。


「煎茶パック(お試しサイズ)」は、お好きな種類の茶葉を1回分(4g)個包装にしたもの。気になる茶葉をいくつか選んで購入したら、自宅で気軽に飲み比べができます。各商品ページには味わいや産地、そして火入れの方法が書いてあるので、気になる茶葉をぜひ見つけてください。

選ぶのが大変な方は、その時々のおすすめ茶葉をセットにした商品がおすすめです。ギフトセットとなっていますが、ご自宅でも楽しんで頂くことができます。
※こちらのセットは上でご紹介した加工方法がすべて楽しめるセレクトをお約束するものではありません。

子どもの茶育にもおすすめの、割れない「透明急須」

子どもがお茶を淹れる時に心配になるのが、やけどや茶器の取り扱いではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのが、割れることがなく扱いやすい「透明急須」です。

透明急須は、現在のライフスタイルに合わせて作られた1人前の急須。見た目はガラスのように透明でありながら、その素材は特別な技術で作られた極厚樹脂。哺乳瓶にも使われる衛生的な素材で、落としても割れる心配がありません。

従来の急須のような持ち手はなく、女性が片手でつかむことができる大きさで、子どもでも扱いやすいサイズ感。触っても熱くないため、高温のお茶も二煎三煎と続けて淹れることができます。



なにより子どもの好奇心をくすぐるのが、茶葉の開く様子や水色が見える透明素材。耐熱温度も-20度から100度までと幅広く、氷出しのお茶から高温で淹れるほうじ茶まで全てひとつで楽しむことができます。

本体とふた、茶こしと形状はいたってシンプル。洗うのも楽な作りになっているため、お茶を楽しんだ後は、最後のお片付けまで子どもに任せることができますよ。

茶育を通して子どもと豊かなお茶時間を

茶育は子どもの五感を養うだけでなく、大人にとっても新たな発見の機会を与えてくれます。自分でブレンドしたお茶、自分で淹れたお茶は子どもにとっても特別な一煎。シングルオリジン煎茶であれば、美味しさの中に生産者の想いや加工の手間を感じることができるでしょう。

お家でできる茶育を通し、ぜひこの機会に子どもとお茶時間を楽しんでみてください。